初心者におすすめのインデックスファンドを5つ厳選し、特徴を比較!インデックス投資に挑戦しよう

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投資初心者におすすめのインデックスファンドを比較!つみたてNISA(ニーサ)に活用しよう

投資初心者におすすめのインデックスファンドを比較! つみたてNISA(ニーサ)に活用しよう

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著者・監修者

著者・楚山星斗

楚山星斗

フリーランスWebライター。大学時代まで10年間、アスリート(陸上競技)として活動。
医薬品メーカーのMR、IT系ベンチャー企業にてマーケターとして業務に従事。現在は、「読者の心を動かすコンテンツの執筆」をモットーに、大手・ベンチャー企業の経験を活かしたキャリア・転職関連のコンテンツの執筆を手がけている。

インデックスファンドとは?

インデックスファンドは、株価指数に連動した運用を目指す投資信託の総称です。目安となるインデックスには、TOPIX、NYダウ、S&P500、東証REIT指数など様々。インデックスファンドでは、株価指数の対象企業全体に投資ができる点が、最大の特徴です。

国内外問わず、たくさんのインデックスファンドがあり、インデックス型以外のファンドと比較すると、信託報酬や手数料が安いなどのメリットがあります。また株価指数と商品の値動きが連動しているため、初心者でも情報収集しやすい点も大きな魅力です。

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インデックスファンドを初心者におすすめする理由

本チャプターでは、初めて投資を始める方にインデックスファンドをおすすめする理由をご紹介します。

投資知識がなくても始めやすい

インデックスファンドは特定のマーケットに連動した値動きをします。例えばS&P500指数は、米国を代表し、流動性のある企業約500銘柄を指数化したもので、米国市場全体を反映しているといえます。

個別株に投資をする場合には、銘柄選びにもある程度知識が必要です。インデックスファンドであれば、高度な知識不要で個別銘柄に広く分散投資することができます。

各種手数料が安い

インデックスファンドは株価指数と連動するように作られているため、投資銘柄の調査費用やファンドマネージャーによる銘柄選択・ポートフォリオ構築の手間がかからず、低コストで運用できます。

信託報酬もアクティブ運用の商品と比べると安いので、初心者にとって始めやすいでしょう。

低リスクで長期的に利益を増やせる

着実に将来な資産を積み上げていきたい方にもインデックスファンドはおすすめです。インデックスファンドには複数の銘柄が含まれているため、自動的に分散投資を実現できます。

分散投資には、損失リスク低減させる効果があるため、結果的に長期で安定的な資産形成に役立ちます

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投資初心者がインデックスファンドを選ぶ際に注意すべきポイント

本チャプターでは、インデックスファンドを選ぶ際の注意点をご紹介します。投資初心者の方はこれらの内容に留意しつつ、自分に合うインデックスファンドを探してみましょう。

商品の内容を確認しておく

インデックスファンドを選ぶ際は、対象銘柄の組入バランスや商品内容を確認しておきましょう。投資対象のバランスが悪く、特定銘柄に偏っていると、損失リスクが高まります。

投資戦略や運用リスクを考慮し、自分に合う金融商品を見つけることが重要です。

手数料や管理コストをチェックする

インデックスファンドと言えども、商品によって手数料や信託報酬が異なります。購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額(※解約する場合に徴収する手数料)を確認し、買い付け時と運用時のどのぐらいコストがかかるのかを把握しておきましょう。

同じ指数をベンチマークにするインデックスファンドであれば、手数料の安い商品を選んだ方が有利な条件で運用できます。

分配金の運用を確認しておく

投資で得た利益は分配金として投資家に支払われます。分配金には再投資型と受取型の2種類あり、再投資型には複利効果があるので、長期投資を考えている場合、再投資型がおすすめです。

投資の目的から逆算して、分配金の運用について事前に決めておくと良いでしょう。

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おすすめのインデックスファンドを比較!つみたてNISAに利用しよう

銘柄 対象インデックス 信託報酬 運用会社 販売している証券会社
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500 0.09372%以内 三菱UFJ国際投信株式会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) TOPIX
MSCIコクサイ・インデックス、他多数
0.154%以内 三菱UFJ国際投信株式会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
楽天・全米株式インデックス・ファンド CRSP USトータル・マーケット・インデックス 0.162% 楽天投信投資顧問
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド S&P500 0.0938% SBIアセットマネジメント
  • SBI証券
  • マネックス証券
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 0.05775% 日興アセットマネジメント
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

※SBI証券、楽天証券、マネックス証券の内

eMAXIS Slim 米国株式

eMAXIS Slim米国株式は、三菱UFJ国際投信株式会社が運用するインデックスファンドです。S&P500を対象インデックスとしており、低コストで主要な米国企業に分散投資のできる点が大きな魅力です。

eMAXIS Slimは、受益者還元型信託報酬制度を採用しており、純資産額(ファンドの大きさを表す指標)が大きくなるほど信託報酬率が下がる仕組みとなっています。実際に信託報酬率は0.09372%以内と非常に低い水準を維持しており、中長期での保有に最適です。

eMAXIS Slim バランス

eMAXIS Slimバランスは、三菱UFJ国際投信株式会社が運用するインデックスファンドです。前述したeMAXISSlim米国株式と異なり、8つの資産に均等に投資する点が最大の特徴。本ファンドを購入することで、国内・海外株式、公社債、不動産投資信託(REIT)計8資産に分散投資できます。

また日本円で少額(最低金額100円)から投資できるので、投資初心者におすすめの商品と言えるでしょう。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、楽天投信投資顧問が運用する人気のインデックスファンドです。CRSPUSトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を出すことを目指しており、S&P500と比べると、米国の中小型の株式まで網羅した銘柄で構成されています。

楽天VTIは、つみたてNISAやiDecoにも対応しているので、日本人もすぐに始めやすく、馴染みやすい商品といえるでしょう。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する投資信託です。S&P500を対象インデックスとしており、世界的に有名な米国の運用会社であるバンガード社と連携しています。

低コストで運用できる点が特徴で、信託報酬は数あるインデックスファンドの中でも最安レベルです。

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックスは、日興アセットマネジメントが運用する投資信託です。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指しており、先進国及び新興国の大型・中型の株式で構成。全世界の株式市場の動向を捉えた運用を実現できます。

また、長期的な積み立てを行えるように信託報酬を年率0.05775%に設定。諸費用が上限年率0.03%かかる点には注意が必要ですが、そのコストを考慮しても手数料は最安クラスです。初心者でも低コストで質の高い運用を期待できます。

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インデックスファンドを豊富に取り扱うおすすめの証券会社

インデックス投資を始める際には、ファンドを購入する証券会社を選ぶ必要があります。ここではインデックスファンドの取り扱いが豊富な証券会社をいくつか紹介します。

SBI証券

SBI証券・画像

SBI証券は、ネット証券最大手でSBIホールディングスの子会社です。国内株式の売買手数料を無料化、他の大手証券会社と比べても手数料の安さは大きな魅力です。インデックス・ファンドの取扱数も他の追従を許しません。またSBI・Vシリーズと呼ばれるSBI証券でしか買えない低コストのインデックス・ファンドも人気です。

取引時はSBI証券が提供する高機能トレーディングツール「HYPERSBI2」を利用することで、直感的な操作が可能。テクニカル指標の表示も40種類以上あり、頻繁に取引する方向けの機能も充実しています。

またSBI証券は、IPO取引銘柄数もトップクラスに多く。株式投資を挑戦するなら、口座開設しておきたい証券会社の一つといえるでしょう。

楽天証券

楽天証券・画像

楽天証券は、楽天グループの証券会社です。SBI証券に対抗する形で国内株式の取引手数料を無料にしただけではなく、取り扱う投資信託全銘柄の取引手数料を無料にする等、業界最安水準の手数料体系を実現しています。

楽天証券は楽天グループならではの特典やサービス連携が大きな魅力です。楽天会員であれば投資信託で一定の残高を達成すると、楽天ポイントを獲得できます。また、楽天カードまたは楽天銀行からの引き落としが可能な「投信積立サービス」も利用でき、楽天経済圏を活用して投資したい方は、特におすすめです。

マネックス証券

マネックス証券・画像

マネックス証券は、オンライン証券事業を主軸に展開するマネックスグループの子会社です。米国株と中国株の取扱銘柄数が多い点が特徴。2024年以降は新NISA対象商品の米国株、中国株をはじめ、日本株や投資信託の取引手数料も無料となります。

また、クレカ積立の還元率も業界トップクラスで、マネックスカードを利用した積立てで、1.1%のポイントを付与。お得に投資できます。

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新NISAのつみたて投資枠の対象商品の要件

2024年1月から始まる新NISA。新NISAのつみたて投資枠の対象となる金融商品には特徴があります。

基本的には、現行NISAの対象商品と同様で、金融庁が定める要件を満たす公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されます。現時点(2023年11月14日)でつみたてNISA対象の金融商品は全260本です。(2023年11月14日時点)

※引用元:つみたてNISA対象商品の分類(2023年11月14日時点)

具体的な要件は以下の通りです。

  • 販売手数料が無料
  • 信託報酬が一定水準より低い
  • デリバティブ取引を行っていない
  • 信託契約期間が無期限または20年以上
  • 分配頻度が毎月でない

上記基準のもと、つみたて投資枠の対象となる商品の選定が行われています。投資初心者でも始めやすい商品がつみたて投資枠に集約されているため、購入する商品が決まっていない場合は、つみたて投資枠対象の商品の中から選ぶのもおすすめです。

まとめ

本記事では、インデックスファンドに注目し、様々な角度から解説しました。インデックスファンドは、投資初心者にとって魅力的な投資商品ですが、投資には必ずリスクが伴います。

数年に一度起こる市場の暴落によって損失が生じたとしても耐えられるよう、ダメージの少ないポートフォリオを構築し、運用手数料を安く抑えましょう。このように投資に関する知識を深めながら将来の資産を形成していくことが大切です。

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