投資初心者におすすめ!絶対に読むべき投資本5選【2022年版】

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投資初心者におすすめの投資本5選(2022年版)

投資初心者におすすめの投資本5選(2022年版)

SPECIAL ARTICLE

著者・監修者

著者・中島 大知

中島 大知

フリーランスライター。ジャンルを問わず年間120冊、本を読んでいる読書家。
読書好きという強みを活かし、ジャンルを問わず記事を執筆している。

投資を学び、老後資金は自分で用意しよう!

2022年5月に岸田首相が突如掲げた「資産所得倍増プラン」。これは少額投資非課税制度(NISA)の大幅拡充等を通じて、「貯蓄から投資」の流れを促進し、経済を活性化させることが狙いです。また、成人年齢の引き下げを背景に、高校生が家計管理や投資について学ぶ「金融教育」が2022年4月からスタート。国を挙げて「投資」に取り組む流れが強まっています。

なぜこのような変化が起きているのでしょうか?

背景には「退職金の減少」「平均寿命の伸び」等の社会的要因が大きく関係しています

2019年の金融庁の報告書が発端となり、国民に大きな衝撃を与えた「老後2,000万円問題」。麻生副総理兼金融担当大臣は、当時この報告書の受け取りを拒否。しかし、これにより問題が解決したわけではありません。事実、金融審議会の報告書には、「収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取崩しが必要になる。」と記されています。

人生100年時代となった今、私たちは自らの努力によって老後資金を準備せざるを得ません

そもそも2,000万円というと、毎月5万円を34年間貯めて、ようやく達成できる数字。この毎月5万円を継続して貯め続けることは、決して容易ではありません。特に今は超低金利の時代。ただ銀行にお金を預けていてもお金は増えません。そこで必要になるのが自力でお金を増やす力。つまり「投資」です。

ただいきなり投資と言われても、戸惑う人も多いはず。そこで本特集では、これから投資を始める上で必ず読んでおきたい「投資初心者におすすめの本を5冊」厳選しました

投資に興味がある方は、是非最後までチェックしてみてください。

投資初心者が読むべき本とは?

投資の勉強を始める際は、まずは最低限の基礎知識の習得から行うことがポイント。ここで言う基礎知識とは、その業界で使われる言葉を指します。金融業界で使われる言葉、いわゆる「金融用語」が多数あり、複雑な仕組みを言い表したものも多くあります。投資で利益を出していくためには、この「金融用語」を理解する必要があるのです。

世の中には、たくさんの投資本が溢れていますが、自分に合った投資本を選べば、効率良く学習することができます。投資初心者は、いきなり複雑なトレードの本を読むのではなく、金融用語や全体的な金融の流れについての内容から始めましょう。金融の言葉に慣れ、学習と実践のサイクルを繰り返すことが、より賢い投資家になる近道です。自分のレベル合った学習方法を取り入れるのは、その次の段階で十分間に合います。

また、投資スキルだけでなく「投資マインドの形成」も極めて重要な要素です。売買ルールを設定する時の「決断力」や自分の投資スタイルを貫く「胆力」がなければ、相場の激しい値動きに耐えられず、市場から即退場することになりかねません。

そこで今回は、投資初心者に必ず読んで欲しい「投資超初心者向け2冊」「少し投資知識がある人向け2冊」「投資マインドを解説した本1冊」をピックアップしました。ご紹介する本を一度読んだことがある場合は、この機会に繰り返し読むのも良いでしょう。本は繰り返し読むことで、内容の理解度や記憶の定着度が飛躍します。是非試してみてください。

投資初心者におすすめの本5選

投資超初心者向け
投資初心者におすすめの投資本 その1

お父さんが教える 13歳からの金融入門

お父さんが教える 13歳からの金融入門・画像

著者 デヴィッド・ビアンキ
翻訳 関 美和

お金は、誰にとっても身近で重要な存在。だが、親や学校からお金について教わることは、あまりに少ない。なぜなら親や教師にも、お金について教えるだけの知識がないからだ。日本ではお金に関する話をすると、周りから「がめつい」「品がない」と思われることも少なくないが、その考えを鵜呑みにすると、お金について勉強する機会はどんどん減っていく。本当にお金を増やしたいのであれば、お金について学ぶ他ない。

本書では、これまで学校や家庭で教わる機会がほとんどなかった「お金の基本」や「投資の仕組み」について、イラストを使いながら分かりやすく解説している。特に「お金の稼ぎ方」「お金の運用方法」「金融用語」等、お金に関する知識を網羅しているので、投資初心者にとっては大いに役立つ。また、1ページあたりの文字数も少ないので、読書が苦手な人でも気軽に読めるだろう。

著者が本書を通じて伝えたいことは、「収入の範囲内で生活すること」「老後になって困らないようにお金に働いてもらうこと」の二つ。「お金に働いてもらう」という考え方は、投資の世界ではよく耳にするものだが、実際にお金に働いてもらうことは、そう簡単ではない。時間をかけて投資を理解し、経験を積む必要がある。

ぜひ投資を学ぶ最初の一歩は、「お父さんが教える 13歳からの金融入門」から始めていただきたい

投資超初心者向け
投資初心者におすすめの投資本 その2

マンガでよくわかる 株1年生の教科書〜億り人 杉原杏璃と一緒に

マンガでよくわかる 株1年生の教科書〜億り人 杉原杏璃と一緒に・画像

著者 杉原 杏璃
イラスト 伊藤 カヅヒロ

知識ゼロから始めた株式投資で5年間に1,000万円の利益を生み出し、今では目標資産を5億円とするまでになった著者の「投資手法」を、マンガでやさしく解説

株式投資を始めるにあたり、会社の財務分析や世の中の景気動向等、投資家が学ぶべきことは多い。それらを全てマスターしようとすると、株式投資はいつまで経っても始められない。どこかのタイミングで身銭を投じ、投資家としての経験を積む必要がある。「勉強することはもちろん大切だが、実践がなければ株式投資で儲けることはできない」。これが著者からの最大のメッセージだ

他にも「口座開設の流れ」「銘柄選びのコツ」「取引の仕方」など、投資初心者にとって必要になるステップを分かりやすく解説しているので、実践へのハードルは下がる。最後には、「おすすめの投資本」も紹介。本書を通じて、実際に株式投資で成功している著者の実体験を知ることができる、貴重な一冊。

基本的な投資知識がある人向け
投資初心者におすすめの投資本 その3

図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて

図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて・画像

著者 田渕 直也

市場を支配する物理学と心理学のスキマにある「収益機会」について書かれた一冊。市場を予測できない不確実なものとする物理学の観点(ランダムウォーク理論)と市場参加者の意志から市場の動きを分析できるとする心理学の観点(行動ファイナンス理論)から、「投資に必要な資質」について、詳しく解説している。

人が心理的バイアスを持つ以上、市場は理論通りに動かない。そのため、投資には「絶対の必勝法は存在しないのだ」と著者は主張する。仮に理論を前提に相場を見た場合、常識や通説のような、一つの答えに固執してしまう。これが非常に危険なのだ。投資において重要なことは、相場の不確実性に対し、自ら考え、対処すること。つまり、「信念」と「柔軟性」の両立にある。

投資は、常に自分を律することが求められる厳しい世界。それだけに、自己の成長に繋げることができる。投資家としての素質が磨かれる内容なので、投資初心者だけではなく、経験者にも読んで欲しい一冊

基本的な投資知識がある人向け
投資初心者におすすめの投資本 その4

ピーターリンチの株の法則

ピーターリンチの株の法則・画像

著者 ピーター・リンチ
翻訳 平野 誠一

著者は徹底し企業分析によって、運用資産を777倍に育てた伝説のファンド・マネジャーであり、極めて高名な投資家。投資初心者の中には、株取引のやり方は覚えたが、これからどのような企業に投資すればよいのか分からないという人も多いはず。そういう人には、本書で紹介している「投資で勝つための戦略」と著者の「教訓」を学ぶと良いだろう。

「投資で勝つために必要なことは、下調べを怠らないこと」。それが著者の信条である。
自分がどんな株を持っているのか、なぜそれを持っているのかを端的に言い表すことができなければ、その投資は危険だと考えた方が良い。実際に足を運び、商品・サービスを利用し、時間をかけて銘柄を選ぶ。それが著者の成功の秘訣。

他にも、社会情勢や会社の業績などの変化に応じて、「投資戦略」を変える著者の柔軟な姿勢も勉強になる。恐らく著者は、普段から自分が何を考えているのかをハッキリと理解している人物なのだろう。特に、独自の情報収集力と決断力の高さは、際立っていた。分厚い本だが、読めば多くのことを吸収できる。

投資家マインドの形成に役立つ本
投資初心者におすすめの投資本 その5

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール・画像

著者 マックス・ギュンター
翻訳 林 康史
石川 由美子

スイスの銀行家に学ぶ投機哲学。12の公理と16の副公理から構成される「投資の教科書」

投資初心者が投資を始めるとき、心に留めておくべきことは、「投資には必ずリスクが伴う」ということ。だが多くの人はリスクに対し、強い抵抗感を抱く。損をしたくないという感情が働くからだ。

特に日本人は、世界で最も不安を感じやすい民族だと言われている。最近の研究によると、日本人の97%は不安遺伝子を持っており、保守的な傾向が強いことが分かっている。この不安遺伝子にはメリット・デメリットの両方があるため、それ自体が悪いわけではない。だが、投資の世界においては、そうはいかない。チャレンジする姿勢、つまりリスクを許容することが求められる。

また、「リスク」以外にも、「強欲」「「予測」「執着」についても考察している。自分の感情や思い込みに気づき、対策を講じることが投資を成功させる上での秘訣だからだ。これらの教えは、投資だけでなく、人生にも役立つ

まとめ

ここまで投資初心者におすすめの本5選を紹介してきました。投資に興味を持つと「すぐに投資を始めたい!」と思うものですが、焦りは禁物。投資を行う際は、まずは節約と貯蓄に取り組み、余剰の軍資金で行うことが大前提です

焦らず、自分のペースで学びながら、投資家へのステップを踏んでいきましょう。また、著者の主張は、必ずしも万人に当てはまるものではありません。他人の意見を鵜呑みにせず、自分なりに咀嚼した上で取捨選択することが重要です。その一方で様々な荒波を経験してきたお金の専門家や投資家の意見は、多くの投資初心者に役立つはず。投資初心者の段階では、書籍をベースに、様々な著者の意見に触れながら、自分の投資スタイルを作ることがおすすめです。
まずは、本特集で紹介したおすすめ本の中から、気になる一冊を読んでみましょう!

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