SBI証券でつみたてNISAをはじめよう!おすすめの投資信託とは?

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つみたてNISAで何を買う?SBI証券で買えるおすすめの投資信託5選

つみたてNISAで何を買う?SBI証券で買えるおすすめの投資信託5選

SPECIAL ARTICLE

著者・監修者

著者・K-Kin

K-Kin

ビジネス会計2級 / KYO BLOG

日々経済ニュースを見ることが趣味で、投資歴は15年以上。日本株、米国株だけでなく債券、コモディティなど幅広く投資を行っています。つみたてNISAや確定拠出年金などの非課税制度も活用中。この経験を活かして初心者向けの投資支援サイトKYO BLOGも運営しています。是非チェックしてみてください。

口座開設数は638万件以上!つみたてNISAをはじめよう!

2018年からスタートしたつみたてNISA制度。口座開設数は、約638万5,000口座と年代を問わず年々増加しており、大きな注目を集めています。(※2022年6月末時点)

つみたてNISA口座の開設は簡単ですが、実際に投資する投資信託を選ぶのは簡単ではありません。ネット証券大手SBI証券が取り扱う、つみたてNISAに対応した投資信託の本数は185本(2022年11月15日時点)。これだけの本数の中から自分に合った投資信託を選ぶのは、容易ではありません。
そこで本特集では、SBI証券でつみたてNISAをはじめる投資初心者や投資信託選びに悩んでいる方のために、おすすめの投資信託を5つ厳選しました。投資信託の選び方や目論見書でチェックするポイントも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

つみたてNISAに適した投資信託を選ぶポイントとは?

つみたてNISAは長期投資が前提ですつまり長期の資産形成に適した長期投資に適した、長く付き合っていける投資信託を選ぶことが重要です。そこで投資信託を選ぶ際、確認すべきポイントを3つにまとめました。途中で投資先の投資信託を変えずに済むよう、しっかりチェックしておきましょう。

投資信託を選ぶポイント その1
リスクとリターンの大きさを確認

投資は、できるだけリスクを抑えて高いリターンを得たいもの投資における「リスク」とは、「損益の振れ幅」という意味です。投資信託を大きく分類すると、市場平均よりリスクを取るかわりに高いリターンを目指す「アクティブファンド」と、日経平均や米国のS&P500などのベンチマークに連動し、市場平均のリターンを目指す「インデックスファンド」の2種類に分かれます。
また、資産の種類(資産クラス)によってもリスクは異なります。例えば、債券はローリスクローリターン、株はハイリスクハイリターンの投資商品です。投資信託を選ぶ際は、主に何に投資し、自分はどのくらいのリスクを取ることができるのかを確認しておきましょう。

投資信託を選ぶポイント その2
コストが安い

つみたてNISAで買える投信信託は、金融庁の基準を満たす必要があるため、どの金融機関でも販売手数料は無料。信託報酬も一定水準以下の投資信託に限定されています。ただし、投資信託の銘柄によっては多少の差があります。また、アクティブファンドはインデックファンドより信託報酬が高い傾向があります。長期間投資することを考えると、信託報酬が0.5%違うだけでも積み重なればいでも大きな差になります。信託報酬に見合うリターンをが期待できる銘柄ではない限り、できるだけ信託報酬が安い投資信託を選びましょう

例:信託報酬0.1%と0.6%を比較(年間40万円を投資し20年運用)

  • 40万円×0.1%=400円 400円×20年=8,000円
  • 40万円×0.6%=2400円 2400円×20年=48,000円 

⇒ 40,000円の差!

投資信託を選ぶポイント その3
純資産総額が大きい

純資産総額とは投資信託が運用している資産の総額ことです。つまり、人気があり投資信託への投資金額が多いほど、純資産総額は大きくなります。投資信託の純資産総額が少なすぎると、途中で運用が終了になり、繰り上げ償還されるケースもあります。純資産総額の大きな投資信託であれば、繰り上げ償還される心配がなく、柔軟な運用ができるので長期投資に適しています。

これらのポイントを押さえた上で、SBI証券が取り扱うおすすめの投資信託をご紹介します。

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SBI証券が取り扱うおすすめの投資信託5選

SBI証券では、185本のつみたてNISA対応の投資信託を取り扱っていますが用意されています。今回は、その中から特におすすめできる5本のインデックスファンドをピックアップ。自分の考えにあった投資信託選びの参考にしてみてください。

  • トータルリターン、信託報酬、純資産総額は2022年11月18日時点

米国株式の優良銘柄のみに投資したい方におすすめのインデックスファンド

SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI販売ランキング 1位
リターン 1ヶ月9.68%、1年11.93%、3年21.74%
信託報酬 0.0938%
純資産額総額 725,158百万円

SBI・Vシリーズは、SBI証券のオリジナル商品他の投資信託と比較しても、信託報酬は最安水準。SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、世界経済を牽引する米国を代表する企業500社の株式にまとめて投資ができます。500社に均等に投資しているのではなく、時価総額の大きい会社の割合が多くなるよう時価総額加重平均型を採用。S&P500への組み入れも厳しくチェックしており、時価総額が低い会社や、利益が出せていない会社は定期的に優良企業と組み替えを実施。米国で選ばれた優良企業限定で投資をしたい方におすすめのインデックスファンドです。

米国株式全体に投資したい方におすすめのインデックスファンド

SBI -SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

SBI販売ランキング 4位
リターン 1ヶ月9.84%、1年8.85%
信託報酬 0.0938%
純資産額総額 119,772百万円

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、米国を代表する企業4,000社の株式にまとめて投資できます。米国の大型株限定でのみに投資するができるS&P500と異なり、小型株含め米国株式市場の投資可能銘柄をほぼ100%カバー。時価総額加重平均型を採用しており、組み入れ上位銘柄はS&P500と同様ですが、業績を急速に伸ばす可能性があるかもしれない小型株へも投資可能です。投資信託の販売は2021年7月から。比較的新しいため、純資産総額は比較的小さめですが、全米株式にを丸ごと投資でき、信託報酬も低い人気のインデックスファンドです。

全世界に投資したい方におすすめのインデックスファンド

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

SBI販売ランキング 3位
リターン 1ヶ月8.15%、1年4.79%、3年16.34%
信託報酬 0.1144%以内
純資産額総額 757,523百万円

三菱UFJ国際投信が提供するeMAXIS Slimシリーズ。投資信託の中でもシンプルで分かりやすい仕組みと低コストであることが特徴。eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、日本を含む先進国および新興国の株式に丸ごと投資できます。ベンチマークはMSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(ACWI)で、全世界の大型株、中型株の約3,000銘柄で構成しており、全世界の時価総額の約85%をカバー。時価総額加重平均で指数化されているので、世界経済を牽引する米国株が全体の約60%を占めています。米国株式市場に影響を受けやすいことは否めませんが、先進国の安定したリターンを得ながら新興国の大きな成長による恩恵を受けたい方におすすめの投資信託です。

日本株式に投資したい方におすすめのインデックスファンド

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

SBI販売ランキング 17位
リターン 1ヶ月5.09%、1年-1.13%、3年7.38%
信託報酬 0.154%以内
純資産額総額 59,261百万円

東証プライム市場の約2,200銘柄に投資ができるTOPIX(東京株価指数)に連動したインデックスファンド。TOPIXは時価総額加重平均で構成比率が決められているので、時価総額が大きいトヨタ自動車、ソニーグループ、NTT等が上位を占めます。他に東証プライム市場銘柄のうち、代表的な225銘柄の平均株価指数への連動を目指す日経225インデックスファンドがあります。日経225は株価水準が高い銘柄が構成比率の上位となるよう設定されており、構成比率の上位はファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど。日本全体に分散投資したい場合には、TOPIXに連動するインデックスファンドを選ぶとよいでしょう

株式以外の資産クラスにもバランスよく投資したい方におすすめのインデックスファンド

三菱UFJ国際-eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

SBI販売ランキング 10位
リターン 1ヶ月3.64%、1年0.03%、3年5.90%
信託報酬 0.154%以内
純資産額総額 168,916百万円

eMAXIS Slimシリーズのバランスファンド。国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リートの8資産に12.5%ずつ均等に分散投資できます。それぞれの資産クラスがTOPIXやMSCIコクサイ・インデックス等などのベンチマークに連動。つみたてNISAであまり扱われていない、債券やリートに投資ができるのも魅力です。この投資信託一本で幅広い資産クラスに分散投資ができます。

投資信託の目論見書をチェックしよう

投資信託を選ぶ際は、目論見書を必ずチェックしましょう。目論見書は、投資信託の詳細情報が書かれた説明書ですが、投資初心者にとって内容が難しく感じるはず。そこで、目論見書の中で最低限チェックすべきポイントを解説します。本記事では三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を例に解説しますが、皆さんが興味のある投資信託の目論見書も一緒にチェックしてみましょう。

ファンドの目的・特色

投資対象

どこの国の何に投資をしているかがわかります。オールカントリーでは先進国88.9%、新興国11.1%、全体の61.4%はアメリカの株式に投資しています。投資対象はどこの国か、株式か債券か等も確認するようにしましょう。

ファンドのタイプ

オールカントリーは、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスに連動する、インデックスファンドであることがわかります。指数との連動を目指すインデックスファンドなのか、指数を上回る成績を目指すアクティブファンドなのかをチェックしましょう。

為替ヘッジの有無

オールカントリーは、外国株式を外貨で購入しています。その際、円貨から外貨に交換するため、為替相場の変動による影響を受けることになります。為替ヘッジとは、為替変動による損益を回避することです。為替ヘッジありの商品は、為替相場の影響を受けることなく、株式や債券の収益を得ることができますが、別途ヘッジコストという費用がかかります。為替ヘッジなしの場合は、為替の影響を受けるため、円高の場合、為替差損が発生し、逆に円安になると為替差益が期待できます。日本円だけ保有するリスクを回避したい方は、通貨分散の観点から、為替ヘッジなしの商品を選んでもよいでしょう。

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投資のリスク

投資信託の基準価格は価格変動があるため、運用時の投資家のリスクがまとめられています。価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスク、カントリー・リスクなど、どのようなリスクがあるのかを確認しておきましょう。
また、ファンドの騰落率では、他の資産クラスと比較した際の平均の利回りとリスクが示されています。どのくらいの期間でどのくらいの利益、損失の可能性があるのかを予め確認したうえで、投資を始めましょう。

運用実績

運用実績では、基準価格と純資産、資産の状況をチェックするようにしましょう。基準価格は投資信託の価格のことで、長期的に基準価格が上昇しているかを確認します。純資産については、人気のある投資信託なら純資産総額も増加しています。純資産総額が減少している場合は、繰り上げ償還されるケースもあるので、注意しておきましょう。
オールカントリーにおける資産の状況は61.7%がドル資産、組入銘柄はAppleやMicrosoft corpが上位銘柄で構成されていることがわかります。時価総額加重平均タイプの投資信託は定期的に資産の組み替えを行うので、定期的にチェックしましょう。

手続・手数料等

購入時手数料、信託財産留保額、信託報酬をチェックしましょう。購入時手数料はノーロードと記載されているケースもあり、つみたてNISAの場合は無料と決められています。信託財産留保額は、解約時にかかる手数料のことで、オールカントリーの場合は無料です。信託報酬は運用期間中、毎年かかる費用になるので、投資信託を選ぶ際は必ずチェックしましょう。

目論見書に難しい用語が数多くあり、複雑な内容だと感じる場合は、商品構成が複雑で初心者向きの商品ではない可能性があります。投資初心者の方は、できる限りだけシンプルでわかりやすい目論見書の投資信託を選ぶとよいでしょう。

まとめ

人生100年時代と言われる現代では、年金制度や社会保険料の見直しなどの議論が毎年行われています。政府も持続的な社会保障を実現するために、一人一人が自分の老後の資金を自分で用意するよう、資産形成を促進。2023年税制改正では、つみたてNISAの利便性向上がまさに議論されているところです。投資信託を利用した長期つみたて投資は、資産形成のベースとして、今後さらに注目を集めていくでしょう。本記事では、これからつみたてNISAを利用して投資信託を選ぶ際におさえておくべきポイントを解説しました。
つみたてNISAの利用を検討している方は、本記事を参考に自分の投資目的にあった投資信託を選び、長期つみたて投資をはじめましょう!

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