海外旅行におすすめの持ち物を「必需品」と「あると便利なもの」にわけて紹介!

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海外旅行におすすめの持ち物を「必需品」と「あると便利なもの」にわけて紹介!

海外旅行におすすめの持ち物を「必需品」と「あると便利なもの」にわけて紹介!

SPECIAL ARTICLE

著者

著者・KARNA

KARNA

生まれた場所はデンマーク。世界30カ所への旅行経験の末に、行きついた先が東南アジア・ラオス。現在はラオス人夫と娘の3人でラオスライフを満喫中。育児が少し落ち着いたら、次は家族でいろいろな国へ旅したいと計画中。

はじめに

コロナ禍が落ち着きつつあり、海外旅行を予定している人も増えています。海外旅行の準備をしている方のなかには、「旅行に何を持っていくと良いのかわからない」などパッキングに悩む人も多いでしょう。海外旅行好きの筆者でも、なるべく少ない荷物で旅行したいと思いつつ、出発直前に忘れ物がないか心配になります。
また、海外旅行では国内旅行とは異なり不便な部分も多いため、必需品に加え、必須ではないものの「あると便利なもの」も準備しておくと安心です

そこで今回は、これらのポイントを踏まえ、海外旅行におすすめの持ち物を「必需品」と「あると便利な物」に分けてご紹介します。夏休みなどの休暇を利用して初めて海外旅行へ行く方はもちろん、海外旅行に不慣れな方も、本特集を参考に旅先への持ち物を確認しましょう。

海外旅行におすすめの持ち物 【必需品】

旅行の持ち物メモ

まずは、海外旅行におすすめの持ち物のうち「必需品」をご紹介します。いずれも「これがないと海外旅行に行けない」、「海外旅行がスムーズに進まない」という重要なものなので、早めに確認し用意しておきましょう。

貴重品
パスポート 国によって必要なパスポートの残存有効期間が異なります。航空チケット購入の時点で必要なので、事前に確認しましょう。
航空券 eチケットも、プリントアウトしたものを持っておくと行動がスムーズです。
VISA VISAの必要有無は、渡航先により異なるため要確認。必要な場合、近年はオンラインでe-VISAを取れる国も多くなっているので利用すると便利です
現金
▶日本円 出発前や到着後の国内で必要な分や、現地での予備費として用意しておきましょう。
▶現地通貨 クレジットカードを支払いのメインに使用する場合でも、カード不可の支払いや緊急時の備えに必須。日本で両替できない通貨の場合、USDやEURにしておく必要があります。※渡航先によるため要確認
クレジットカード 現金での支払いをメインにする場合でも、緊急時の備えに必須。
また、現地通貨のキャッシングにも便利です。
枚数は、メインで使用するもの1枚+予備1枚がベスト。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBが有力です。
海外旅行保険 コロナウィルス流行以来、必須の国も多いため要加入。
クレジットカードに海外旅行保険が付帯するものは、補償内容が不十分の場合もあるので事前に確認し、不足の部分は追加で加入しておきましょう。
いずれも保険証書をプリントアウトしたものを携帯しておくと、必要時に行動がスムーズです
電子機器類、日用品、その他
スマホ カメラ、翻訳機、地図、アラームなどの機能が必須。
スマホの充電器 意外と忘れやすいので、出発直前にも再度確認しましょう。ちなみにスマホの充電器は手荷物へ入れると良いです
また、家族で同行する場合でも、家族でひとつではなく複数持っていくことをおすすめします。
変圧器 デジタルカメラなどの電子機器を持っていく場合は、充電の際に変圧器や変換プラグが必要です。
スマホやPCに変圧器は不要ですが、変換プラグが必要な場合があります。※電圧とプラグは国によって異なるため、要確認。
旅行計画を立てる女性
衣類、洗面用具他
下着類 不足時に現地で自分に合った物を選ぶのは難しいため、宿泊日数より多めに用意しましょう。特に暑い国では、一日に2回以上シャワーを浴び着替えることが多いです。
観光の際、肩出し(タンクトップ、キャミソール)や膝出し(短パン、ミニスカート)の服装での入場を禁止する教会や寺院もあるので、事前に確認しておくと安心です。
▶暑い国 一日2回以上着替える可能性が高いですが、Tシャツ、サングラス、ビーチサンダルなどは現地調達しやすいので、最低限のものでOK。
▶寒い国 極寒の屋外に対し、室内では24℃に設定された暖房が24時間稼働しています。「暖か下着」では寒さ暑さを調節しにくいため、脱ぎ着しやすい重ね着を選ぶと良いです
例)薄手下着→半袖Tシャツ→長袖シャツ→セーター→上着+手袋、マフラー
メインの靴は、移動・観光共にスニーカーがベスト。
寒い国では降雪や道路の凍結もあるので、滑りにくい靴を選ぶと良いでしょう。
洗面用具 ボディタオル、洗顔、スキンケア用品は、ホテルにないので必須。
シャンプー・ボディソープなどは、ホテルに無い場合やホテルの物が合わない場合もあるので、少量でも持参しましょう。※液体は預入荷物へ
ヘアセット用品 コーム(くし、ブラシ)を忘れやすいので、しっかり確認しましょう。スタイリング剤や髪留めゴムなども必要な人は忘れずに。※液体は預入荷物へ

海外旅行におすすめの持ち物 【あると便利なもの】

荷物の入ったスーツケース

つぎに、海外旅行におすすめの持ち物で、必須ではないものの「あると便利なもの」をご紹介します。以下の表を参考に、自分に必要なものを準備しましょう。

貴重品
「たびレジ」登録 外務省の無料配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行前に渡航先の情報が入手できます。
→外務省 海外安全情報配信サービス - たびレジ
顔写真 パスポートサイズとVISAサイズ(渡航先による)を各2枚、パスポート紛失などの緊急時に備えて携帯すると良いです。取得時に余ったものがベスト。
健康保険証 国内での空港までの移動に備えて、日本の健康保険証も持参しておきましょう。
貴重品用ショルダーバッグ 最低限の貴重品のみを入れる小ぶりのバッグを持っていくと行動しやすいです。盗難防止には、ショルダー斜め掛けタイプのものがおすすめ。 ★貴重品は肌身離さず持つ!
軽量リュック 飛行機移動や観光に、両手のあくリュックタイプの鞄がおすすめ。貴重品以外のものを入れておきましょう。また、小さくたためるエコバッグもあると、観光や買い物の際に便利です
ボールペン 入国カード記入時など、手荷物に一本入れておくと行動がスムーズになります。
電子機器類、日用品、その他
モバイルバッテリー 観光などで一日中出歩くときに、あると便利です。
機内持ち込み手荷物へ(預け入れ不可)
レンタルWi-Fi 近年海外では、ほとんどのホテルや飲食店にフリーWi-Fiサービスがありますが、移動や観光地でも通信の必要な方はレンタルWi-Fiを利用すると便利。オンラインで予約し、空港での受け取り可能なサービスも多くあります。
常備薬 現地で購入する海外製の薬は日本人の体にあわない場合もあるので持参しましょう。例)風邪薬、頭痛薬、胃腸薬、など
ウェットティッシュ 海外の飲食店にはおしぼりがないので携帯すると良いでしょう。除菌シートも持っておくと安心です。
ポケットティッシュ 水に流せるタイプのものを携帯しておくと、トイレのトラブルにも対応できます。
チャック付きビニール袋、クリップなど チャック付きビニール袋、クリップ、輪ゴムなども少量で良いので持っていくと役に立つことがあります。
アイマスク、耳栓、スリッパ 機内やホテルを快適に過ごしたい人は、携帯用や使い捨てのものを持って行くと良いでしょう。
〈暑い国〉
蚊よけスプレー、 日焼け止め、 ボディシート
蚊よけスプレー 蚊のいる国ではマラリアやデング熱などの病気の危険があります。ホテルの対策も十分ではない場合が多いため、ワンプッシュタイプの蚊取りも必須。※液体、スプレー缶は、預入荷物へ
日焼け止め ビーチリゾートや屋外観光に。※液体は預入荷物へ
ボディシート 屋外観光時に、Coolタイプのボディ用・顔用制汗シートを携帯すると、日射病や熱中症予防にもなります。
〈寒い国〉
カイロ、 保湿クリーム
カイロ 冷え性の方などは持って行くと良いでしょう。
保湿クリーム 寒い国では空気が乾燥しているため、持参すると良いです。(現地調達も可能)※液体は預入荷物へ
カップ麺 海外で体調を崩したときなどの非常時用に、カップ麺やカップスープなどのお湯だけですぐ食べられるものを2~3個持っていくと安心。筆者の知人にも「持っていって良かった」と言う人は多いです。
かさばるので少量で良いですが、割り箸やスプーンなどもお忘れなく
ベッドの上の旅行鞄
衣類、洗面用具他
薄手の上着 夏に暑い国へ行く場合でも、飛行機内やホテル、レストランなどで冷房が強く寒い場合も多いため、薄手の上着またはショールなどを一枚は持っていきましょう。手荷物へ入れると良いです。
パジャマ 意外と忘れやすいのがパジャマ。暑さ寒さを問わずTシャツ+ゆったりパンツなどラフなもので良いので、なるべく軽量なものを用意しましょう。
水着(暑い国) 事前に予定していなくとも、プールやビーチで遊びたくなり「水着を持ってくれば良かった」となるケースも多いので、持って行くことをおすすめします。現地購入も可能ではありますが、サイズの合う物がない場合も多いので注意しましょう。
お出かけ着1式 高級レストランなどに行く場合は、軽めのお出かけ着を一式持っていくと安心です。
例)
▶女性:ワンピース+靴
▶男性:襟のあるシャツ+長ズボン+靴 など
※正装でなくとも、Tシャツ・短パン・ビーチサンダル以外であれば、カジュアルでも良い
化粧品 紛失などに備え、普段使いのものを最低限の量だけ持っていくのがおすすめ。メイク落としや洗顔料も忘れずに。※液体は預入荷物へ
マスク マスク着用義務がなくとも、緊急時に備えて使い捨てタイプを携帯しましょう。手荷物にも入れると良いです。
洗濯グッズ 旅行の日数にもよりますが、小分けの洗濯洗剤(または洗濯石鹸)や小さめのランジェリーハンガーを持参し下着類を手洗いすれば、最低限の荷物で済みます。これができると海外旅行上級者!
生理用品 予定でなくとも環境の変化によって急に必要になる場合があります。現地調達は品質が良くないため、持っていきましょう。
髭剃り ホテルにはついていない場合も多いので、持っていくと良いです。

海外旅行の持ち物に関する注意点

ここでは、海外旅行の持ち物に関する注意点を見ていきましょう。現地での注意点や、出発時の重要なことも説明しているので、海外旅行に不慣れな方は、ぜひ確認してみてください。

手のひらの中の地球儀

◇貴重品の管理を徹底する

海外旅行先が治安の良い国でも、置き引きや引ったくりなどの軽犯罪はありえます。貴重品はしっかりと管理し、肌身離さず持ちましょう。
また、どの持ち物も、紛失や盗難の可能性を考慮し、高級品ではなく安価で「失くしても惜しくない物」を選ぶのがおすすめです。

◇飛行機の「機内持ち込み手荷物」と「預入荷物」について

飛行機への「機内持ち込み手荷物」と「預入荷物」についても事前に確認しておくことが大切です。

  • スマホ、ノートパソコン、バッテリーは機内持ち込み手荷物へ(預入不可)
  • 刃物類は、ハサミ、カッター、ナイフからドライバーなどの工具類まで全て預入荷物へ(機内持ち込み不可)
  • 飲料水、薬品、シャンプーなど、100ml以上の液体は、預入荷物へ(機内持ち込み不可)
    ※液体が100ml以下でも、「100ml以上の液体ボトル」に入ったものは、機内持ち込み不可。
    (例:12mlの目薬製品は機内持ち込み可、350mlのペットボトルに50ml飲み残しが入ったものは機内持ち込み不可)

◇空港の手荷物検査について

手荷物検査の方法は、国によっても空港によっても異なります。また空港によっては、アクセサリーや腕時計、ベルトなどすべての貴金属・金物を外して荷物のカゴに置く場合や、靴まで脱ぎカゴに置く場合もあります。 ちなみに、機内への持ち込みが禁止されている液体や刃物をうっかり持ち込むと、没収されるので注意しましょう
またトランジットの際に、入国しない空港でも手荷物検査を行う場合があります。

◇乳幼児がいる場合

全ての液体が機内持ち込み禁止となっていますが(※幼児が好む「ジュレ」も液体扱い)、ミルクが必要な場合は個包装の粉ミルクを持ち込み、機内でCAの方にお願いすると、適温のお湯でミルクを作ってもらえます
なお、哺乳瓶は「100ml以上の液体ボトル」ですが、液体の入っていない状態であれば、機内への持ち込みが可能です。中身の見えるジッパーなどの袋に入れ、手荷物検査の際はカバンから出し検査官に見えるように置くと、スムーズに通過できます。
また、海外ではトイレに「おむつ交換台」や「子供用トイレ」のない場所も多いので、事前に調べておくと良いでしょう

まとめ

海外旅行の持ち物には、多くの人が悩むものです。筆者のように、なるべく少ない荷物で旅行したい方は、必要最低限の「必需品」さえあれば旅行自体はできます。 ただ、海外の場合、日本とは異なる不便な部分も多いため、必須ではないものの「あると便利なもの」も持っていった方がより旅行を楽しめるでしょう
また、海外旅行の持ち物に関しては、事前に知っておきたい重要な注意点や乳幼児がいる場合に知っておくと便利なこともあります。

これから海外旅行へ行く方、今回初めて海外旅行へ行く方や海外旅行に不慣れな方は、本特集を参考に持ち物を確認し、楽しい旅行への準備に役立てましょう。

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