在宅で取得できる主婦におすすめの資格は?

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在宅で取得できる!主婦におすすめの資格5選

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格5選

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著者

著者・杉浦 楓

杉浦 楓

フリーランスの主婦ライター。銀行・保険業界で8年間勤務。お金の知識を活かして、日々節約術や、資産形成について研究中です。主婦目線で、生活に役立つ情報をお届けします。

はじめに

子育てが落ちついたタイミングで、仕事を再開したいと考える主婦の方は多いのではないでしょうか。
「人生100年時代」となった今、子どもの教育費だけでなく、自分たちの老後資金を確保する必要性も高まっており、子どもが独り立ちした後も引き続き働きたいと考える人が増えています。
ただ、子育てなどで仕事にブランクがある場合、スムーズに再就職できるか不安に感じている主婦の方も多いはず。そうしたときに資格を持っていると、再就職の際に大きなアピール材料となります

そこで本記事では、忙しい主婦でも在宅で取得できる、おすすめの資格を5つ厳選してご紹介します。資格を選ぶ際のポイントも合わせて説明しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格 選び方のポイント

資格といっても、何でも良いわけではありません。子育てなどで仕事にブランクがあったとしても、スムーズに再就職を成功させるには、さまざまな面を考慮して資格を選ぶことが重要です
はじめに、主婦が在宅で取得できる資格を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

主婦が資格を選ぶ際のポイント①
家事と勉強を両立できる難易度の資格を選ぶ

資格によっては、実技試験があるものや、大学や専門学校を卒業しないと取得できないものなどがあります。このような資格の取得を目指すとなると、家事などで自分の時間を確保するのが難しい主婦にとってはネックになることも。
そのため、忙しい主婦が家事と勉強を両立させるためには、独学で合格を目指せるものや、通信講座で学べる資格を選ぶのがおすすめです

資格取得から再就職までを実現しようとすると、しっかりと準備期間を設ける必要があります。主婦業と両立できる難易度の資格なのか、事前によくリサーチしておきましょう。

主婦が資格を選ぶ際のポイント②
時代の流れに合った資格を選ぶ

せっかく資格を取得しても、社会的ニーズがなければ再就職は難しくなってしまいます。特に求人数が少ない職種の場合、仕事にブランクがある、もしくは実務経験がない主婦にとって、採用に不利な状況になってしまうことも。
スムーズに仕事を始めるには、時代の流れに合った資格を取得しておくことが、大きな強みになります

また、社会的ニーズが高い資格であれば、夫の転勤などで環境が変わったとしても、新しい職場を見つけやすいメリットもあります。年齢を重ねても、長期的に働くことが可能になるため、自分が希望する業種の方向性に合わせて資格を選びましょう。

主婦が資格を選ぶ際のポイント③
自分のライフスタイルを考慮する

将来、どのような働き方をしたいのか、それが叶う業種なのか、事前にしっかりと業界分析をしておくことも大切です。
例えば、仕事を始めた時のイメージを持たないまま働き始めてしまうと、予想外に体力的な負荷が大きかったり、休みが取りにくかったりと、プライベートに支障が出てくる可能性も考えられます。また、無事再就職できたとしても、主婦業との両立ができなければ元も子もありません。

長期的に働きたい場合は、デスクワーク中心の仕事を選ぶのも良いでしょう。家事と両立させたいのか、キャリアアップできる仕事をしたいのかなど、働く目的を明確にした上で、ライフスタイルに合った資格を選ぶのも重要なポイントです

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在宅で取得できる!主婦におすすめの資格5選

ここからは、主婦におすすめの在宅で取得できる資格を5つご紹介します。
主婦業をこなしながらスクールに通ったり、一から独学で勉強したりするのはハードルが高いかもしれませんが、以下でご紹介する5つの資格は、全て通信講座で学ぶことが可能です。そのため、家事などのスキマ時間を有効活用して、資格の勉強に取り組めます。
資格を選ぶ際の3つのポイントもおさえつつ、自分の希望に合った資格を見つけましょう!

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格①

医療事務認定実務者

医療事務認定実務者・画像

資格の難易度 合格率60~80%
資格の実施時期 毎月1回
受験料 5,000円(税込)
勉強時間の目安 約4か月

▼ 資格の特徴

医療事務とは、医療機関での受付や会計、診療報酬請求などを行う事務職のこと。高齢化が進み、新しい病院が増えている中で、医療事務など医療系の資格を取得していると、活躍の場が広がります。
医療事務は国家資格ではなく民間資格のため、数多くの種類があり、専門分野や難易度もさまざま。特に未経験者の場合は、比較的難易度が低く、基礎から学べる資格がおすすめです。

「医療事務認定実務者」は、専門知識よりも接遇やマナーなど、受付業務で必要な知識が中心となっています。合格率も約60~80%と高く、試験では参考書やノートの持ち込みも可能なため、医療事務の勉強が初めての主婦でもチャレンジしやすい資格といえるでしょう
また、医療事務には一度スキルを身につけると、将来、引越しをして新しい環境になったとしても、再就職がしやすいメリットがあります。パートや契約社員など雇用形態も幅広いため、子育てや介護など、家庭の事情に合わせて雇用形態を選択できるのも主婦におすすめのポイントです。

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格②

ケアクラーク技能認定試験

ケアクラーク技能認定試験・画像

資格の難易度 合格率約70%
資格の実施時期 年3回(5月、9月、1月)
受験料 6,900円(税込)
勉強時間の目安 約4か月

▼ 資格の特徴

高齢化が進む中、病院だけでなく介護施設も増えており、介護系の資格も需要が高まっています。
「ケアクラーク」とは介護事務資格の一つで、窓口業務や介護報酬請求などの事務スキルを認める資格です。介護事務の仕事内容は幅広く、利用者の利用料に関する書類作成から、ケアマネージャーのサポート業務まで多岐にわたります。介護士とは違いデスクワークが中心のため、体力に自信がない場合でも無理なく働けるのがメリットです。長く続けられる仕事がしたいと考えている主婦におすすめの資格といえるでしょう。

ケアクラーク技能認定試験は学科試験と実技試験の二部構成で、実技試験では実際に介護給付明細書の作成を行います。どちらも資料の持ち込みが可能なため、比較的取得しやすい資格といえます。「試験を受けるために実習が必要」といった要件もなく、未経験者でも挑戦しやすい資格です。

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格③

調剤事務管理士技能認定試験

調剤事務管理士技能認定試験・画像

資格の難易度 合格率約60%
資格の実施時期 毎月1回
受験料 6,500円(税込)
勉強時間の目安 約4か月

▼ 資格の特徴

医療系、介護系と同じく、薬事関連の資格も重宝されます。
調剤薬局事務とは、保険薬局での受付・会計などの窓口業務や、レセプト(調剤報酬明細書)作成などの事務作業を行う仕事です。薬剤師の補助業務を任されることもあり、幅広い知識が必要となります。

調剤事務管理士技能認定試験は学科試験と実技試験の二部構成で、どちらもマークシート式。資料の持ち込みも可能で、計算機を使用して答案作成を行います。実技はレセプト作成試験となっているため、多くのレセプトを書き、処方箋の読み取りに慣れておくと良いでしょう。

医師と薬剤師の仕事を分け、より良い医療サービスの提供を目的とした「医薬分業」の進展とともに、保険調剤薬局は増加しています。また、処方箋の内容から調剤報酬を計算するスキルは専門性が高く、再就職時に大きなアピール材料となるでしょう。調剤事務管理士技能認定試験は、高いスキルを身につけたい主婦におすすめの資格です。

在宅で取得できる!主婦におすすめの資格④

認知症介助士

認知症介助士・画像

資格の難易度 合格率約90%
資格の実施時期 随時
受験料 3,300円(税込)
勉強時間の目安 約3か月

▼ 資格の特徴

現在の日本は、高齢者の5人に1人が認知症という超高齢化社会。誰もが認知症になるリスクが高まる中、認知症による困りごとは社会全体で解決すべき問題だと考えられるようになってきました。その担い手としてうまれたのが「認知症介助士」です。

認知症介助士は、認知症の人への接客応対や、安心して過ごせる環境作りを身につける資格。介護職はもちろん、認知症の人と接する機会が多いサービス業などでも活用できます
受験方法は2種類。セミナーを受講してから受験する方法と、独学もしくは通信講座で学び、後日受験する方法です。ちなみに、セミナー受講の場合は、同日受験が可能。
比較的難易度が低く、勉強時間も約3か月と他の資格より短いため、忙しい主婦でも無理なく取り組める資格といえます。デスクワーク中心というより、多くの人とコミュニケーションを取る職種を希望している主婦におすすめです。

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在宅で取得できる!主婦におすすめの資格⑤

食育アドバイザー

食育アドバイザー・画像

資格の難易度 合格率約90%
資格の実施時期 随時
受験料 5,600円(税込)
勉強時間の目安 約4か月

▼ 資格の特徴

難しい資格はハードルが高い、という主婦には、趣味や生活に直結するジャンルの資格が狙い目です。特に日々の生活にも役立てられる、食の資格は年々人気が高まっています。

食育アドバイザーとは、「食育」に関する正しい知識を身につけ、食の大切さや必要性をアドバイスするスペシャリストのこと。食育と聞くと、子どものためのものと思われがちですが、生活習慣病予防や高齢者の健康管理など、大人のサポートにも活かせる便利な資格です。
家族の食生活改善などに役立つことはもちろん、医療・福祉関連や、食品業界、教育現場などでも通用します。さらに、身につけた知識を活かして、料理教室の先生やセミナー講師として独立開業することも。
食関連の資格はたくさんあるため、どの資格を選べばよいか悩む人もいるかもしれません。ただ、食育アドバイザーの場合、食育の基礎から学べるため、食関連の資格を初めて学ぶ人にもおすすめです。難易度が比較的低く、在宅で随時受験できるため、家事や子育てが忙しい主婦でも無理なく取得できる資格といえるでしょう。

まとめ

本記事では、在宅で取得できる主婦におすすめの資格を5つ、選ぶ際のポイントも合わせてご紹介しました。
子育てや家事中心の生活を送ってきた主婦にとって、資格取得は少しハードルが高く感じられるかもしれません。ただ、資格取得は再就職の足がかりとなるのはもちろん、目標に向かって努力する経験を通じて、生活におけるモチベーションアップにもつながるでしょう

今回ご紹介した資格は、どれも受験資格がなく、未経験からでも取得することが可能です。何か資格の取得を考えている主婦の方は、本記事を参考に新しいチャレンジに向けて、一歩を踏み出しましょう!

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