東京で神社以外の隠れパワースポット5選! 最強の癒しと元気をチャージしよう
SPECIAL ARTICLE
はじめに
パワースポットは、神社だけではありません!東京では神社以外にも、癒しとパワーをもらえる素敵な場所がたくさんあります。そこに風水的な“気”があるかどうかではなく、癒しや安らぎも重要な要素。それを求めて訪れる人も多いのです。
本記事では、筆者が実際に足を運び「ここはパワースポット!」と感じた、神社以外の最強スポットを5つ厳選してご紹介。本記事をきっかけに、東京の新しい発見をお楽しみください。
パワースポットって何?
そもそも、パワースポットとは何なのでしょうか?
辞書によると「霊的な力が満ちているとされる場所」とされていますが、その意味合いは時代とともに少しずつ変化してきました。
パワースポットという言葉は、1990年代に登場
日本でパワースポットという言葉が登場したのは、1990年代。スプーン曲げ超能力者として一世を風靡した清田益章氏が、著書で「大地のエネルギーを取り入れる場所」として紹介しました。これを機に、パワースポットという言葉が日本で広まったとされています。
パワースポットの歴史は深い
実は、パワースポットを尊ぶ風習は江戸時代から存在していました。神聖な場所や神社仏閣は「弥盛成地(いやしろち)」と呼ばれ、伊勢参拝の賑わいが当時の浮世絵にも描かれています。
パワースポットの伝統は、江戸時代から受け継がれながら、その意味合いは少しずつ変化。今では、リフレッシュや安らぎを享受できる場所としてさまざまなパワースポットが発見されています。
東京にある神社以外の最強パワースポット5選
東京で心を満たしてくれる、神社以外の最強パワースポットは一体どんな場所でしょう?
本記事では、筆者がパワーと癒しといただいた5つの素敵なスポットを厳選して紹介。日々の頑張りや少しのリフレッシュに、心をパワーチャージする旅へ出かけてみましょう。
※価格や営業時間などは、今後変更の可能性があります。お出かけの際は、公式情報をご確認ください。
- 東京の絶景を一望!都内の溢れるパワーを感じる「東京都庁展望室」@西新宿
- 江戸のパワーがここに!徳川家が創設した大名庭園「小石川後楽園」@後楽園
- 日本で最初のブライダルホール「ホテル雅叙園」@目黒
- ジブリの世界にどっぷり浸れる「三鷹の森ジブリ美術館」@三鷹
- 究極の“食べる”パワースポット!?自家製パンとおもてなし「COGS DINING」@神楽坂
東京の絶景を一望!都内の溢れるパワーを感じる「東京都庁展望室」@西新宿
これぞパワー!ポイント
- 地上202mの高さから見渡す、東京の街並みが最高!
- 都会から溢れるパワーを、肌で感じることができる
世界のTOKYOを感じられる、絶好のパワースポット。都庁第一本庁舎の45階から、なんと無料で東京の街を一望できるんです!
展望室は北と南に分かれており、それぞれ異なる角度から景色が楽しめます。
エレベーターで45階に着くと、扉が開いた瞬間からワクワク感の幕開け!目の前には開放的なホールが広がり、地上202mの高さから東京の壮大な街並みを見渡せます。
東京スカイツリーや新宿御苑、晴れた日に富士山まで見渡せる眺望は、まさに絶景!
ガラス越しに広がる東京は、息を飲むほどです。
夜にはビル群がライトアップされ、東京の夜景がいっそう輝きます。まさに都会のエネルギーを肌で感じる瞬間!仕事帰りに立ち寄れば最高のリフレッシュになりますよ。
コロナ禍があけ、近年は外国人観光客にも大人気。特に休日の昼時は行列ができる日もあるため、事前に公式サイトで混雑状況のチェックがおすすめです。
東京の街からみなぎるパワーや底ヂカラを感じ、明日へのパワーを取り込みましょう!
最寄駅 | 都庁前駅/直結 または新宿駅/西口から徒歩15分 |
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住所 | 東京都新宿区西新宿2丁8-1 東京都庁第一本庁舎 45F |
開室時間 | 9:30~21:30 |
定休 |
南展望室は第1・第3火曜、北展望室は第2・第4月曜 ※祝日の場合は開室、翌平日が休み。他の定休日は公式サイトを確認。 |
入場料 | 無料 |
予約 | 不可。※10名以上の団体は予約可能 |
江戸のパワーがここに!徳川家が創設した大名庭園「小石川後楽園」@後楽園
これぞパワー!ポイント
- 東京に現存する最古の大名庭園!江戸時代の歴史と文化を味わえる
- 日本各地の名勝を再現した、風情あふれる景色を楽しめる
東京の中心にありながら、風光明媚な眺めを全身で楽しめる場所――それが小石川後楽園。江戸時代に徳川頼房が創設し、現在は国の文化財に指定されています。
園内は、一周するだけでは足りないほど、見どころが盛りだくさん!
特に、日本各地の名勝を再現した「京都の清水観音堂」や「近江八景の一本松」は必見です。他のどこを歩いても、東京の忙しさを忘れてしまうほど豊かな自然が楽しめます。
中央にある「大泉水」は、小石川後楽園のシンボル。3代将軍・徳川家光が形を描き、琵琶湖に見立てたとされています。
大泉水と美しい木々を眺め、目の前のベンチに腰をかけると、癒しのひとときが。
大泉水の奥には高層ビルが見え、江戸時代から歴史をくぐり抜けているような気分に浸るのも乙です。
秋には紅葉、春にはシダレザクラが咲き、季節ごとの美しさが楽しめます。
一般入園料は300円とお手頃で、ちょっとしたリフレッシュや気分転換したい時、気軽に立ち寄ることができます。ちなみに、みどりの日(5月4日)や都民の日(10月1日)は入園無料。これからの行楽シーズンに、そのパワーと癒しを満喫してみてはいかがでしょう。
最寄駅 | 後楽園駅/1番、2番出口より徒歩8分 または水道橋駅/西口より徒歩5分 |
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住所 | 東京都文京区後楽1-6-6 |
開室時間 | 9:00~17:00(入園は16:30まで) |
定休 | 年末年始 |
入場料 |
一般 300円、65歳以上150円 ※小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料 |
予約 | 予約サイトより可 |
参考記事
日本で最初のブライダルホール「ホテル雅叙園」@目黒
これぞパワー!ポイント
- 日本の芸術を味わえる4つ星ホテル!まるで避暑地のようなリフレッシュ空間
- SNSで話題の滝、お神輿と彫刻は必見
「日本初のブライダルホール」として、長い歴史をもつホテル雅叙園。
1931年に料亭として創業し、その後ブライダルホールの設備を導入。現在は、日本文化を楽しめる4つ星ホテルとしても大人気です。館内は一般客も無料で見学OK!
注目すべきは、庭の滝。SNSで「恋愛のパワースポット」として話題ですが、公式には理由が明かされていません。今回コンシェルジュに直接真相を伺ったところ、この謎が明らかに!
その答えは、
「大鳥神社から拝受したお神輿や、虎と龍の彫刻を展示している。これらを総合してパワースポットとされているのでは?」というもの。
なんと、目黒区最古の祈願所である大鳥神社から預かったお神輿を、ホテルの1階に展示しているのです。
その上には、虎と龍の彫刻が!縁起のいい動物たちの力強い彫刻から、たしかにパワーを感じます。
庭に出ると、恋愛のパワースポットとして噂の滝が現れます。
この滝については、「1991年に大規模改装したことを踏まえると、日本初のブライダルホールとは言い切れないかもしれない。お神輿などを含め、パワースポットと言われているのでは」との見解でした。
創業から約100年、人々に愛され続けた歴史がこの場所をパワースポットにしているのでしょう。
戦前には「我等が誇る三代名所」「富士ヤマ・日光・雅叙園」と謳われ、古くからパワースポットとして存在していたことが分かります(館内の歴史年表を参照)。
この場所で感じるのは、滝に限らず、ホテル全体が避暑地のようにリフレッシュできる空間ということ。庭の風雅な景色や彫刻、お神輿を楽しむひとときは、まさに最高の癒しです。コンシェルジュのホスピタリティあふれる対応にも心癒されたことは、言うまでもありません。
最寄駅 | 目黒 正面口より徒歩3分 |
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住所 | 東京都目黒区下目黒1丁目8−1 |
入場料 | 見学は無料(自由) |
ジブリの世界にどっぷり浸れる「三鷹の森ジブリ美術館」@三鷹
これぞパワー!ポイント
- かわいすぎるジブリの世界!初心者もハマる、癒しスポット
- 貴重な映像展示があり、大人の心を温める作品の数々
ジブリの世界にどっぷり浸れる「三鷹の森ジブリ美術館」は、まさに心温まる癒しのパワースポット。宮崎駿監督が館主を務め、その世界観が(驚くほど)見事に再現されています。
ジブリ作品をあまり見たことがない方も、胸を打たれること請け合いの場所なのです!
外の入口には深緑の木々が広がり、まるでトトロの森を散歩しているような感覚に。迎えてくれる大きなトトロは、実はニセモノの受付というユーモラスな仕掛けも(笑)。
美術館内は木の温もりに包まれ、そこにいるだけで心が安らぎます。可愛いネコバスやフレスコ画など、見どころ満載!
中でも特におすすめは、映像展示室「土星座」。ここでしか鑑賞できない、貴重な短編アニメが楽しめます。どれも日常の小さな幸せに気付かせてくれる、素敵な作品ばかり。特に「コロの大さんぽ」は大人の心にジーンと響きます。
なお、美術館内は撮影NG。「物語の主人公になって、この空間を体感してほしい」という宮崎監督の想いが込められています。
ジブリファンはもちろん、初心者の方でも、心に優しい気持ちがポッと灯る素敵な場所。ジブリならではの優しい世界観を、実際に足を運び存分に味わってください。
最寄駅 | JR中央線・総武線「三鷹駅」南口 |
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住所 | 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内) |
開場時間 | 10:00~18:00(最終入場回は16:00) |
定休 | 年末年始 |
入場料 | 大人1,000円、高校生700円、小学生400円 |
予約 | 予約制 |
究極の“食べる”パワースポット!?自家製パンとおもてなし「COGS DINING」@神楽坂
これぞパワー!ポイント
- 元パン屋のビストロ!毎日焼きたての自家製パンと牛タンシチューが絶品
- 通称「リアルジャムおじさん」が手掛ける、最高のパンとおもてなし
最後にご紹介するのは、“食べる”パワースポット「COGS DINING」です。
実はこのお店、もともとはパン屋さん。オーナーでパン職人の小暮氏、通称リアルジャムおじさんが焼く自家製パンが大人気!
それだけでなく、牛タンシチューやパスタも絶品です。
実際、SNSでは「#神楽坂のパワースポット」とタグ付けされるほど、元気百倍!になれるパワースポットなのです。
ランチの目玉は、もちろん自家製パン盛り合わせ。
牛タンシチューやパスタとセットで、予算は1,200円程度とリーズナブル。
特にクロワッサンが名物で、感動レベルの美味しさです!
一口目はジュワッとして、バターの芳醇な香りが漂います。ふわんふわんの優しい口溶けもたまりません!小麦と卵のリッチな風味が口いっぱいに広がって、これぞ至福のランチ。
ちなみに、夏のはちみつレモン、秋の種子島安納芋など、季節ごとのクロワッサンも見逃せませんよ。
パンと並んで絶対に食べるべきは、牛タンシチュー。
丸2日かけて仕込んだシチューは、牛タンと野菜の旨味がギュッと凝縮。その深い味わいに、全身がほぐれます。
ゴロリと大きな牛タンの肉肉しさ、サラリと軽いシチューは自家製パンと相性抜群!
パンをかじってシチューを食べ、旨い旨いと感じれば、自ずとパワーがみなぎります。
超人気店のため、平日でも予約がオススメ。
神楽坂ならでは”食べる”パワースポットで、元気がみなぎるランチをお楽しみください。
最寄駅 | 飯田橋駅 B3出口より徒歩3分 |
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住所 | 東京都新宿区3-6 三丁目テラス1F |
開店時間 |
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定休 | 日曜終日、第1月曜ディナー、第3月曜ディナー |
予約 | 可 |
まとめ
東京で癒しと元気をチャージできる、神社以外のパワースポットはいかがでしたでしょうか?
パワースポットといえば、神社やお寺が定番。しかし、最近はそれに限らず、心が満たされる素敵な場所がたくさん発見されています。
実際に訪れて「ここだ!」と感じたならば、その場所があなたのパワースポット。本記事をきっかけに、東京でお気に入りのパワースポットをぜひ見つけてみてください。