FX初心者におすすめの勉強方法は?チャートの見方と少額取引のコツ
SPECIAL ARTICLE
はじめに
年功序列・終身雇用が終わりを告げ、物価高や増税などで可処分所得が減り続けている現在、将来への不安に備えるため、副収入を得たい人が増えています。
そのような中、「少ない資金でスタートできる」「24時間取引可能で、自分のライフスタイルに合わせて取り組める」「パソコンやスマホがあれば、場所を選ばない」などの理由でFXに興味がある方も多いはず。また、テレビやインターネットなどでFX会社の広告を目につき、興味も持ったという方もいるのでは?筆者がFXを始めた6年前と比較すると、FXがより身近になり、投資手法の1つとして、多くの方に利用されるようになったのは間違いありません。
しかし、FXの事を何も知らずに取引を始めてしまうのは非常に危険です。FX会社のアンケートでは50%~60%の人が利益を出しているという結果を目にしますが、アンケートに答えているのは、「現在もFXを続けている人」であり、「利益を出せずにFXを辞めてしまった人」は含まれません。実際のところは、半数以上の方が損をしているのが実情でしょう。
実は、FX取引を始めてから2年間は筆者もその一人でした。
しかし、しっかりと勉強し、練習・検証を繰り返すことで、現在では4年連続で利益を上げることができるようになりました。
筆者の6年を超えるFX取引の経験を踏まえ、本記事では初心者におすすめの勉強方法、少額取引のコツ、チャートの見方をFX初心者にもわかりやすく解説します!
FXは実力をしっかり身につければ、魅力的な副収入が狙える投資手段です。この機会にぜひ最後までチェックしてみてください。
FX初心者が最初に押さえるべき基礎知識
FX初心者は、まず基本用語と利益がでる仕組みの理解から始めましょう。以下に、筆者の経験から導き出した、理解しにくい用語、9種類ピックアップし、解説しているので、必ず覚えておいてください。
FXとは
FXとは「Foreign Exchange」の略で「外国為替証拠金取引」のことをいいます。
難しい単語が並んでいますが、海外旅行をイメージしてみてください。
日本からアメリカへ旅行にいく際に、銀行で日本円をアメリカドルに両替する取引と同じです。
海外旅行の外貨両替と少し違うのが、口座に預けている資金を担保にすることで、少ない資金で大きな取引を行うことができる点。この仕組みを「レバレッジ」といい、担保となる資金を「証拠金」といいます。
レバレッジとは
国内のFX業者は、個人口座で25倍までのレバレッジ取引が、金融庁から認められています。
1ドルが120円の時に1,000ドル分の取引をしたい場合、本来であれば120,000円(120×1,000)の資金が必要です。しかし、レバレッジを25倍に設定することで、6,000円(120,000÷25)の証拠金が口座にあれば取引することができます。
通貨ペアとは
FXにおいて、2つの通貨を交換する組み合わせを通貨ペアといい、左側の通貨を右側の通貨に交換した場合、いくらになるのかを表しています。例えば「EUR/JPY」が160.050と表記されていた場合、「今、1ユーロを日本円に交換すれば160.050円になる」ということです。
FXで利益を得る方法は2種類
➀ 売買を通して為替差益を狙う方法
常に上下する為替レートの特徴を生かし、為替差益を狙う方法です。
(例)買った時の値段よりも、高い値段で売った場合
USD/JPYが100円のレートの時に1,000ドル分買う:100円×1,000ドル=100,000円
- →そのまま保有し、為替レートが上昇
- →USD/JPYが105円のレートの時に1,000ドル分売る:105円×1,000ドル=105,000円
- =買った時の値段よりも、売った時の値段ほうが高いので5,000円の利益となります。
またFXでは、「まだ買っていない(持っていない)通貨」を「後日買い戻す契約」をすることで、「先に売る」こともできます。これが「空売り」という仕組みです。
(例)空売りした時の値段よりも、買い戻した時の値段が安い場合
USD/JPYが105円のレートの時に1,000ドル分空売りする:105円×1,000ドル=105,000円
- →そのまま保有し、為替レートが下降
- →USD/JPYが100円のレートの時に1,000ドル分買い戻す:100円×1,000ドル=100,000円
- =空売りした時の値段よりも、買い戻した時の値段の方が安いので5,000の利益となります。
買う、売る、空売り、買い戻す…と聞くと、途端に難しく感じるかもしれませんが、ここでは「FXでは為替レートが上がっても、下がっても、為替差益を狙える」ということを覚えておけばOKです。
➁ スワップ金利を狙う方法
スワップ金利とは、各通貨ペアの金利差によって生じる利益や損失のこと。金利が高い通貨を買い、金利が低い通貨を売った場合、その金利差分の利益を毎日受け取ることができます。逆に、金利が低い通貨を買い、金利が高い通貨を売った場合、その金利差分の損失を毎日支払わなければなりません。
スプレッドとは
スプレッドとは「買値」と「売値」の差のこと。FX取引をする際、このスプレッドが事実上の「取引手数料」です。
ロスカットとは
ロスカットとは、証拠金が一定の割合(例えば証拠金の20%以下など)を下回った時点で強制的にポジションを決済し、損失を確定させる仕組みのこと。大きな損失が発生した際に、追加で証拠金を入金(追証)しなければならない等の事態を防ぐための安全装置です。
pips(ピップス)とは
pips(ピップス)は通貨の値動きを表す最小単位のこと。クロス円の場合は小数点第2位までが1pips、その他の場合は小数点第4位までが1pipsとなります。
(例)クロス円で取引した場合
- 購入したレート130.50
- 売却したレート130.60
- 値動き130.60-130.50=10pips
(例)その他の場合
- 購入したレート1.1000
- 売却したレート1.1020
- 値動き1.1020-1.1000=20pips
ロット(Lot)数とは
FXでは、通貨を売買する際に「どれくらいの量の通貨を取引するか」を指定しなければなりません。この取引量を表すのが「ロット数」です。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、過去のチャートやインジケーターを使い、為替相場の値動きを予測する分析方法のこと。
インジケーターとは、取引の判断を助けるために、チャート上に表示させる分析ツールです。
インジケーターには、為替相場の全体的な流れを読むための「トレンド系インジケーター」と、為替相場の過熱感を見ることができる「オシレーター系インジケーター」の2種類があります。どちらも同時にチャートに表示させることが可能です。
チャートの見やすさ・分析ツールに定評があるFX会社
OANDA証券
| 取引プラットフォーム | MT4、MT5 |
|---|---|
| 注文単位 | 1,000通貨~ |
| 取引通貨ペア | 40通貨ペア |
| スプレッド |
|
| 特徴 |
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※東京サーバー:スタンダードプランの場合|2025年2月12日時点
※1:操作性に定評があり、プロからも高い評価を受けているFX取引ツール
OANDA証券はチャートの見やすさ・分析ツールに定評のあるFX会社。一般的な為替情報だけではなく、通貨の強弱チャートなど、独自のマーケット分析ツールを無料で確認できます。また、MT4、MT5用の様々なオリジナルインジケーターやオリジナルツールを無料でダウンロード可能です。数あるツールの中でも、特筆すべきは「OANDAオーダーブック」というサービス。「OANDAオーダーブック」を使うと、OANDA顧客が注文している未約定の指値と逆指値をグラフ化した「オープンオーダー」、OANDA顧客がすでに保有している未決済のポジションをグラフ化した「オープンポジション」を確認することができるのです。特にこの「オープンオーダー」を利用した手法が書籍化され、10万部を超えるベストセラーに!(東大院生が考えたスマートフォンFX|著者:田畑昇人 )
本気で為替相場に向き合いたい方にとって、OANDA証券はおすすめのFX会社です。興味がある方はぜひチェックしてみて下さい!
FX初心者におすすめの勉強方法
FX初心者は資金管理の勉強に重点をおくのがオススメ
前章では「FXにおける基本用語と利益がでる仕組み」を解説しました。前章の内容は、FX取引をする中で、自然と身につく知識でもあります。それに対して資金管理は、自らの責任のもと、しっかり計算を行い、判断をしなければなりません。
FX初心者は、為替相場の変動や、取引する際のエントリーポイントを優先するあまり、この資金管理の勉強をおろそかにしがちです。
筆者は、FX初心者が資金管理をおろそかにした事が原因で、資金を全て失ってしまうケースを何度も見てきました。
FXに使う資金は、必死で働き、何とか捻出した大切なお金のはず。
「つまらない計算ミス」や、「無謀な量の取引」などで失っていいわけがありません。
特に「ロスカットまでの金額」、「レバレッジの倍率」、「ロット数の計算方法」は非常に重要です。
便利なツールに頼るのではなく、自らの手計算でも算出できるよう、完全に理解しておきましょう!
資金管理のテクニックを身につければ、それだけで利益を上げることも可能!
筆者が、FX初心者に資金管理の勉強を勧めるのは、資金を守るためだけではありません。
資金管理の知識を得ることで、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を使わずに、利益を上げることも可能だからです。以下に、「資金管理を学べる」、「資金管理のテクニックのみで利益を上げられる」、FX初心者におすすめの本を2冊、厳選して紹介します。ぜひチェックしてみてください!
FX初心者におすすめ本
少額から取引できるFX会社
SBI FXトレード
| 取引プラットフォーム |
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|---|---|
| 注文単位 | 1通貨~ |
| 取引通貨ペア | 34通貨ペア |
| スプレッド |
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| 特徴 |
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※2025年2月20日時点
SBI FXトレードは少額から始めたいFX初心者におすすめのFX会社。SBI FXトレードでは最低取引単位を1通貨に設定しているので、USD/JPYなら1ドルから取引できます。つまり、USD/JPYの為替レートが150円であった場合、口座に150円あれば取引できるのです。レバレッジをかけると必要資金はさらに少なくて済むため、FX初心者でも、気軽にトレードできます。筆者もFX初心者の頃、SBI FXトレードで少額取引からFXを始め、腕を磨きました!最近も、新たに勉強した手法の実験の場としても活用しています。また、取引コストにあたるスプレッドが業界最狭水準で設定されている点も魅力の一つ。
SBI FXトレードは、「デモトレードから一歩抜け出したい」「勉強した手法を実践で試したい」「少額取引からFXを始めたい」と悩んでいるFX初心者に特におすすめのFX会社です。興味がある方はぜひチェックしてみて下さい!
チャートの見方を徹底解説!初心者でもわかる分析のコツ!
チャートとは
チャートとは、通貨ペア(例:USD/JPYなど)の価格の動きを「価格軸」と「時間軸」の2つの軸で記録したグラフのこと。本章では、日本発祥のチャートで、視覚的にわかりやすく、世界中のトレーダーに愛されている「ローソク足チャート」の見方を、初心者にもわかりやすく解説します!
ローソク足とは
ローソク足とは、自らがチャート上で設定した一定の時間(例えば1分、1時間、1日など)における「為替レートの動き」をローソクに似た、1本の棒で表したものです。
ローソク足は、以下の4つの値と2つの要素から構成されています。
ローソク足を構成する4つの値
- 始値ローソク足が切り替わった時の最初の値
- 終値次のローソク足に切り替わる寸前の値
- 安値設定した一定の時間の中で、一番低かった値
- 高値設定した一定の時間の中で、一番高かった値
ローソク足を構成する2つの要素
- 実体始値と終値の間の値(四角形で表されている)
- ヒゲ高値と安値を示す値(上下の線で表されている)
ローソク足の中で始値より終値が高いローソク足を「陽線」といい、始値より終値が低いローソク足を「陰線」といいます。
筆者の経験上、FXで収益を上げられていない方は、ローソク足の分析を軽視しすぎているように感じます。 様々なインジケーターを使用して、相場を理解しているつもりになってはいけません。
ローソク足はその種類や組み合わせを理解することで、現在の相場の状況を把握できる、非常に重要な分析ツールです。徹底的に勉強し、理解を深めましょう!
全てのサービスのレベルが高いFX会社
XMTRADING
| 取引プラットフォーム | MT4、MT5 |
|---|---|
| 注文単位 | 1,000通貨~ |
| 取引通貨ペア | 55通貨ペア |
| スプレッド |
|
| 特徴 |
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※スタンダード口座の場合(2025年2月12日時点)
XMTradingは海外のFX会社で、日本のFX会社にはないサービスを展開。日本のFXトレーダーからも人気があり、筆者もメイン口座として利用しています。
海外のFX会社ながらXMTradingが日本のFXトレーダーに支持されている理由は、「最大1,000倍のレバレッジ取引が可能」、「ゼロカットシステムにより追証の心配がない」からでしょう。この2点のサービスは、日本国内の法律や規制により、日本のFX会社では実現することができません。またXMTradingは、日本語サポートが充実しており、日本人でも快適に利用できます。その他にも、「キャンペーンが豊富で入金効率が良い」、「用途に合わせて口座タイプを選択できる」、など全てのサービスレベルが高いFX会社の1つです。
XMTradingでは新規口座開設のキャンペーンを実施しており、現在は、「入金不要、口座開設のみで13,000円のボーナス(証拠金)」をもらえるので、自己資金を使わずに、FXをスタートすることも可能です。
FX会社選びに迷ったら、まずはXMTradingに口座開設すれば間違いありません。この機会にぜひチェックしてみて下さい!
少額取引で着実に利益を出すコツ
FX初心者の中には勉強不足の状態にもかかわらず、最初から大きな資金を投入し、取引をスタートする方がいます。気持ちは理解できますが…これは非常に危険です!FXは大半の人が損をしています。FX初心者は、やはり少額取引から始めるべきでしょう。しかし少額取引だけでは、魅力的な副収入の手段とはいえません。そこで紹介したいのが「複利」の魅力です。
複利とは
複利とは、お金を預けたり、投資したりするときに得られる利息が元金に加えられ、その合計に対して次の利息が計算される仕組みのことです。FXに複利の計算を取り入れると、少額取引から始めた場合でも、FXはとても魅力的な副収入の手段となります。以下に例を示しますので参考にして下さい。
FXにおける複利計算の例
- 条件
- 元金100,000円でスタート
- 勝率60%の手法を用いる
- 年間のトレード数は20回
- 1回のトレードでの収益および損失は元金の5%
- 1カ月に10,000円ずつ、1年に12回、元金に追加入金する。
以上の条件で資金を複利運用した場合
- 1年後の資金約240,000円
- 5年後の資金約1,200,000円
- 10年後の資金約4,100,000円
上記のように、FXは少額取引から始めても「複利」で、大きな財産を得ることができます。
この「複利」は、かの有名な物理学者であるアルバート・アインシュタインが、「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」という言葉を残したほど、お金を増やすために大切な考えです。
FX初心者は、いきなり大きく稼ごうとするのではなく、少額取引からスタートし、複利で資産運用しましょう!
FXで失敗しないための注意点
FXの詐欺商材・過大広告商材に注意!
FXでは、しばしば「トレードチャンスは1日に10回以上!」、「勝率は80%以上」などの情報商材や広告を見かけます。これは本当に可能なのでしょうか?実際に計算し、考えてみましょう!
- 条件
- 元金100,000円でスタート
- 勝率80%の手法を用いる
- 1日のトレード数は10回
- 1回のトレード数での収益および損失は元金の5%
- 途中で元金への追加入金はなし
- 複利で運用
⇒30日後の資金は、約651,000,000円となる。
以上の計算結果をみて、どのように感じましたか?
筆者も、全ての情報商材の内容をチェックし、手法の検証をしたわけではありませんが、FX関連の情報商材の広告は、全体的に誇張した表現が多いように感じます。
FX初心者は、詐欺商材や過大広告に騙されないようくれぐれも注意してください。
まとめ
本記事では、FX初心者におすすめの勉強方法、少額取引のコツ、チャートの見方を解説しました。
既にお気づきの方も多いと思いますが、FXは初心者が簡単に副収入を得られるほど簡単ではありません。
FXは大半の人が損をしています。
つまり、FXという分野において、少なくとも上位10%以内の実力でなければ、収入を得ることはできないのです。
「安易な気持ちでFXを始め、相場から退場するFX初心者が多い」
筆者も2年間、損失を出しながら、試行錯誤を繰り返していました。
どんな分野でも最後に勝つのは、努力を惜しまず諦めない人です。
FX初心者の方は、本特集を参考に、本気でFXに取り組んでみてはいかがでしょう?
その先には、努力が報われる日がきっと待っています。


