初心者でも安心して楽しめる!怖くないおすすめのホラー映画5選

2025年6月現在52,168件以上の口コミを採用!!

怖くない!初心者でも楽しめるおすすめのホラー映画5選

怖くない!初心者でも楽しめるおすすめのホラー映画5選

SPECIAL ARTICLE

著者

著者・鈴木恵介

鈴木恵介

ホラー映画を観たその日の夜は、電気を消して眠れないホラー好きのライターです。
怖いものが苦手な人でも安心して楽しめるホラー映画の魅力を伝えたく、記事を執筆しています。

はじめに

ホラー映画は時として、観る人へ心理的に大きな負担を与えることがあります。にも関わらず、ホラー映画に対して、「怖いけれど気になる、観てみたい」と感じる人は少なくありません。ホラー映画に慣れていない初心者のなかにも、こうした思いを持つ人がいるはずです。
それでは、初心者の場合、どういったホラー映画から観ると良いのでしょうか。

本特集では、ホラー映画初心者向けに、ほどよい緊張と楽しさを味わえる怖くないおすすめの作品を5つ厳選してご紹介します。「ホラー映画と聞くと、つい身構えてしまう」、「ホラー映画に興味はあるけれど、夜眠れなくなるような作品は避けたい」と感じている人は、ぜひ本記事を参考に、自分に合ったホラー映画を見つけてみてください。

怖くないホラー映画とは?

そもそも怖くないホラー映画とは、突発的に驚かせる過激な演出を抑え、じわじわと広がる恐怖感や不安感を楽しめる作品といえるでしょう。
一般的なホラー映画では、突然の叫び声やグロテスクな映像、飛び散る血しぶき等、視覚・聴覚を強く刺激する演出が多く見られるからです。

怖くないホラー映画の場合、「思わず目を覆いたくなる視覚的な刺激」や「体がびくっとするほどの大きな音」といった演出は基本的に少なめ。ホラー映画に慣れていない初心者でも過度な恐怖や不快感を感じにくくなっています。また、視聴者の想像力を刺激する余白を残した作品が多く、恐怖を自分のペースで受け止められるのも特徴です。

過激な演出が抑えられた怖くないホラー映画は、ホラーの雰囲気を味わいながらも安心して楽しめるため、ホラー映画初心者におすすめといえるでしょう。

画像

【初心者向け】ホラー映画の選び方

ホラー映画を初めて観る人やホラーが苦手な人でも、本チャプターで紹介する選び方のポイントを押さえれば、ホラー映画を安心して楽しめるはずです。本チャプターでは、初心者におすすめのホラー映画の選び方を確認していきましょう。

ホラー映画の選び方 ポイント1:
洋画から選ぶ

ホラー映画初心者やホラー映画が苦手な人の場合、まずは洋画から作品を選ぶのがおすすめです。日本のホラー映画は日本人の感覚に合わせて作られています。そのため日本人であれば、基本的に洋画のホラー映画と比較してより強い恐怖を感じます。たとえば『リング』のような作品を何も知らずに観てしまうと、思った以上に怖くて後悔するでしょう。

一方、洋画のホラー映画はテンポが速く、怖さよりもエンターテインメント性が強い傾向にあります。『ゴーストバスターズ』のような作品であれば、ホラーの要素があっても明るく楽しい雰囲気で映画を観れるでしょう。特に初心者の場合、こうした洋画のホラー映画から観始めるのがおすすめです。

ホラー映画の選び方 ポイント2:
苦手意識の少ないジャンルを選ぶ

自分があまり恐怖を感じないテーマのホラー映画を選ぶのも初心者におすすめの方法です。ホラー映画には「幽霊」「殺人鬼」「呪い」など、さまざまなテーマがあります。その中から自分の苦手意識の低いジャンルの作品を選べば、過度に怖がることなく物語を最後まで楽しめるでしょう。

たとえば、幽霊が怖くても怪物のようなファンタジー色の強い作品であれば、比較的受け入れやすい人もいるはずです。「このテーマはあまり怖くなさそう」と自分が思える作品を見極めることも、初心者がホラー映画を選ぶうえで大切なポイントのひとつといえます。

ホラー映画の選び方 ポイント3:
コメディ要素がある作品を選ぶ

ホラーとコメディの要素がバランスよくちりばめられた作品を選ぶのもおすすめです。人は強いストレスや恐怖を感じると心身に負担がかかりますが、コメディ要素があることでリラックスできる時間が生まれます。 実は、こうした余裕を持てることも初心者がホラー映画を鑑賞する際に欠かせないポイントです。

一方、恐怖一辺倒の作品を初心者が観ると、ホラー自体が嫌いになってしまう可能性があります。そのため、ホラーに慣れていない初心者であれば、まずはホラーに親しむことからスタートするのがおすすめ。そのうえで、徐々に本格的なホラー映画にチャレンジすると良いでしょう。

目次に戻る

怖くない!初心者でも楽しめるおすすめのホラー映画5選

本チャプターでは、ホラー映画に慣れていない初心者でも安心して楽しめる、恐怖の演出が控えめな怖くないホラー映画を厳選してご紹介します。ぜひ、「これなら観られそう」と感じるホラー映画を見つけてみてください。

怖くないホラー映画 その1:
ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ・画像

制作国/公開年 アメリカ/2017年
監督・主演 監督:クリストファー・ランドン
主演:ジェシカ・ローテ
怖くないポイント
  • 殺害シーンは控えめで、サスペンス寄りの演出
  • 謎解き要素や主人公の成長物語も楽しめる
配信・視聴情報
(2025年6月時点)

『ハッピー・デス・デイ』は、女子大生のツリー(ジェシカ・ローテ)が主人公の物語です。彼女は誕生日の夜、大学のマスコットである赤ちゃんのマスクをかぶった殺人鬼に殺されてしまいます。その死を境にツリーはタイムループに陥り、何度も同じ夜を体験することに。この奇妙な現象から抜け出すため、ツリーは自分を殺そうとする犯人を突き止め、事件を解決しようと奮闘します。

本作品は、スラッシャー映画(殺人鬼に追われる恐怖)と青春コメディ、恋愛要素がうまく組み合わさっているのが大きな特徴です。また、ホラー映画らしい「ジャンプスケア(突然驚かせる演出)」が効果的に使われているものの、過度に驚くようなシーンは控えめでエンターテインメント性が重視されています。そのため、ホラー映画が苦手な初心者でも安心して楽しめるでしょう。

『ハッピー・デス・デイ』は、スリリングなホラーと笑えるコメディ、ドキドキするミステリー、そして感動的な成長物語が融合しています。単なる「怖い映画」ではなく、主人公の成長に共感し、タイムループの謎解きを楽しみ、最後には前向きな気持ちになれる――まさに、怖くないホラー映画を楽しみたい初心者におすすめの作品といえるでしょう。

怖くないホラー映画 その2:
クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス・画像

制作国/公開年 アメリカ合衆国/2018年
監督・主演 監督:ジョン・クラシンスキー
主演:エミリー・ブラント/ジョン・クラシンスキー
怖くないポイント
  • 怪物の正体が明確で理不尽さが少ない
  • 感動や希望の要素がある
配信・視聴情報
(2025年6月時点)

『クワイエット・プレイス』は、「音を立てると死が待っている」という世界で、ある家族が静かに生き延びようとするサスペンス色の強いホラー映画です。激しい恐怖シーンは控えめで、家族の絆や緊張感あふれるサバイバル要素が盛り込まれています。また、セリフがほとんどなく、わずかな物音さえも緊張感を高める演出になっています。そのため、じわじわと迫ってくるような恐怖を味わうことができるでしょう。

本作品の特徴は、「音」の使い方にあります。作品全体のおよそ70%が無音で構成されており、わずかな音響効果しか使われていません。そのため、視聴者も登場人物と同じように「音」の持つ恐ろしさを体験できるでしょう。また、この物語は家族の視点だけで描かれており、謎の生物の正体や世界についての詳しい説明がほぼありません。こうした構成から、“未知の恐怖”がいっそう強く感じられるようになっています。

『クワイエット・プレイス』は「音を立てられない」という独自の縛りを活かした緊張感や、普遍的な家族愛、コミュニケーションのあり方を描いた作品。静けさの中に潜む恐怖と家族を想う温かさの両方を味わえる本作は、ホラー映画の初心者におすすめできる作品です。

怖くないホラー映画 その3:
死霊館 エンフィールド事件

死霊館 エンフィールド事件・画像

制作国/公開年 アメリカ/2013年
監督・主演 監督:ジェームズ・ワン
主演:ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン
怖くないポイント
  • 信仰を前提とした展開が多く、宗教に馴染みのない人は感情移入しにくい
  • 展開が読みやすく、心の準備ができる
配信・視聴情報
(2025年6月時点)

『死霊館 エンフィールド事件』は、1971年にロードアイランド州の一軒家へ引っ越してきたペロン一家が、家の中で次々と起こる不可解な現象に悩まされ、心霊研究家であるエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン(ヴェラ・ファーミガ)のウォーレン夫妻に助けを求めるという、実際の出来事をもとにしたオカルトホラー映画です。

この作品は、奇抜な展開や過激な演出に頼らず、「予想しやすい演出」が多く使われているのが特徴です。そのため、ホラー映画の基本を押さえた安心感のある作りになっており、ホラー初心者でも気軽に楽しめます。また、ジャンプスケア(突然驚かせる演出)も控えめなので、極端に怖いということもありません。さらに、家族の絆や信仰心といったテーマも丁寧に描かれているため、物語をしっかり味わいながら、ほどよい緊張感を楽しめるでしょう

『死霊館 エンフィールド事件』は、ただ怖がらせるだけのホラー映画ではなく、家族の愛や人間ドラマにも心を動かされる作品。ホラーが苦手な人でも物語の深さや登場人物たちの絆に注目しつつ、安心して観れるはずです。

怖くないホラー映画 その4:
シックス・センス

シックス・センス・画像

制作国/公開年 アメリカ合衆国/1999年
監督・主演 監督: M・ナイト・シャマラン
主演:ブルース・ウィリス
ハーレイ・ジョエル・オスメント
トニ・コレット
怖くないポイント
  • 過度なジャンプスケアやグロテスクな描写がない
  • ミステリーの要素が中心
配信・視聴情報
(2025年6月時点)

『シックス・センス』は、優秀な小児精神科医であるマルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)が、幽霊が見える少年コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と出会い、彼の悩みを解決しようとする物語です。この作品は、幽霊が登場するホラー映画という枠にとどまらず、「巧みに張り巡らされた伏線」や「視聴者の予想を覆す衝撃的な結末」が特徴のサスペンス色の強いホラー映画となっています

物語の中では亡霊が現れる場面もありますが、ジャンプスケア(突然驚かせる演出)や過激な残酷描写は控えめ。その代わり、自然光を多く使った映像や登場人物の心の動きに重点が置かれています。そのため、得体の知れない恐怖よりも、ヒューマンドラマとしての側面が強く感じられるでしょう

『シックス・センス』は、人の心や死後の世界について理解を深めさせてくれる作品。激しい恐怖演出がなく、物語の展開や登場人物の心理描写をじっくりと味わえるので、ホラー映画に慣れていない初心者にもおすすめできる一本です。

怖くないホラー映画 その5:
アイ・アム・レジェンド

アイ・アム・レジェンド・画像

制作国/公開年 アメリカ/2007年
監督・主演 監督:フランシス・ローレンス
主演:ウィル・スミス
怖くないポイント
  • サバイバルとドラマの要素が強い
  • グロテスクな描写が控えめ
配信・視聴情報
(2025年6月時点)

『アイ・アム・レジェンド』は、恐ろしいウイルスが広がり廃墟となったニューヨークを舞台に、数少ない生き残りである科学者ロバート・ネビル(ウィル・スミス)が、愛犬サムとともに孤独や絶望と向き合いながら、ウイルスに対する治療法を開発・確立する姿を描いた物語です。

この作品には、「ダークシーカー」と呼ばれる凶暴なウイルス感染者が登場します。ですが、ジャンプスケア(突然驚かせる演出)やグロテスクなシーンはそれほど多くありません。物語の中心となるのは、「自分以外に誰もいない世界で生きる孤独」や「いつ感染者に襲われるかわからない不安」といった孤独感と緊張感です。また、ホラー要素よりもサバイバルや人間ドラマの面が強く描かれているため、ホラーが苦手な人でも安心して観れるでしょう。

『アイ・アム・レジェンド』は、日中の静けさと夜間のダークシーカーの襲撃という対比が恐怖を高めています。一方で、主人公の人間的な葛藤や愛犬サムとの絆など、ヒューマンドラマの要素も色濃く描かれているため、ホラー映画初心者でも最後まで楽しめる作品です。

目次に戻る

コラム:初心者が避けた方がよいホラー映画とは?

画像

初心者が避けたほうがよい作品には、「過激な描写」や「極端な恐怖演出」が中心となっているホラー映画が挙げられます

たとえば、内臓や大量の血が登場するグロテスクなシーンが多いスプラッター系や、次々と驚かせるジャンプスケアが続くタイプのホラー映画は、慣れていない人には刺激が強すぎる場合があります。また、登場人物が精神的に追い込まれていく重いストーリーや宗教、悪魔に関する要素が強い作品も、人によっては不快に感じることがあるでしょう。

ホラー初心者の場合、まずは心理的なサスペンスや物語性を重視した作品から観始めると安心です。こうした作品で徐々にホラー映画の雰囲気に慣れていくことが、ホラー映画を楽しむために大切だといえるでしょう。

まとめ

「怖い」のイメージが強いホラー映画ですが、実は初心者でも気軽に楽しめるジャンルです。怖いのが苦手な人でも、この記事で紹介した「怖くないホラー映画」の選び方やおすすめの作品を参考にすれば、自分に合ったホラー映画を見つけられるでしょう。

たとえば、最初のうちは洋画やコメディ要素を含んだホラー映画を選ぶことで、ホラー独特の雰囲気に少しずつ慣れていけます。また、自分があまり怖いと感じないテーマの作品を選ぶことも大切です。

無理に怖い作品に挑戦する必要はありません。まずは初心者向けの「怖くないホラー映画」からはじめて、自分のペースで少しずつホラーの世界を広げていきましょう。ぜひ、本記事を参考に、ホラー映画の魅力を発見してみてください。

目次に戻る

本サイトにはプロモーションが含まれます。