おすすめのビジネス本をチェック!年代別で必読の1冊は?

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おすすめのビジネス本7選!高校生・20代・30代他、年代別に必読の名著を厳選

おすすめのビジネス本7選!高校生・20代・30代他、年代別に必読の名著を厳選

SPECIAL ARTICLE

はじめに

「ビジネス本」とは、仕事やビジネスに役立つメソッドや考え方を凝縮した書籍のこと。自己啓発本もビジネス本の一種と考えて良いでしょう。

書籍の中でもビジネス本は根強い人気を誇っており、毎年数多くのビジネス本が出版されています。ただ一口にビジネス本と言ってもジャンルは一つではありません。直接ビジネスに関連するものもあれば、マインドセットなど精神面に関連するもの、習慣化や睡眠など日常生活に関連するものなど、そのジャンルは多岐にわたります。

ビジネス本を選ぶ際は、ジャンルの絞り込みから始めると良いでしょう。

ビジネス本には様々なメリットがありますが、多くの方が求めているのは、著者が培ってきた経験・知識・スキル・考え方を効率よく学べる点でしょう。その他にも、本から学びを得ることで、自身の視野が広がる点もメリットのひとつ。インターネットから得られる情報と比較すると、信頼度や質が高い点もビジネス本の大きなメリットと言えるでしょう。

ビジネス本を読むことで、日常生活の中ではなかなか出会う機会がない、さまざまな考え方や知識に触れることができます。ビジネス本に興味を持った方は、まずは1冊、気になる本を読むところから始めてみましょう。

本記事では、高校生・大学生、20代、30代、40代の各年代に分け、おすすめのビジネス本を厳選しました。ビジネス本を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

年代によっておすすめのビジネス本が異なる理由

おすすめするビジネス本は、年代によって大きく異なります。その理由は、収入の状況や社会的立場等が年代によって大きく異なり、おすすめのビジネス本もその度に変化していくからです

例えば、マネジメントに関するビジネス本を高校生が読んでも、その効果を最大化するのは難しいでしょう。一方で40代の方であれば、現在の職場で頑張っていくにせよ、転職するにせよ、マネジメントの知識を高めることが、間違いなくプラスに働くはずです。これは極端な例ですが、年代によって読むべきビジネス本が変化するということを覚えておきましょう。

本特集では、近年の働き方や仕事に対する考え方の多様化を踏まえ、「仕事や人生の選び方・考え方」に役立つ本を厳選しました。仕事や人生などの選択肢が増え、現状や今後の仕事選びについて悩んでいるという方は、是非本特集でご紹介している本をチェックしてみてください。きっと今後の仕事や人生のヒントを与えてくれるはずです。

年代別おすすめのビジネス本7選

高校生から40代まで、年代別におすすめのビジネス本をピックアップしました。自分の年代はもちろん、少し先のキャリアを見据えている方は、上の年代のビジネス本をチェックしてみるのも選択肢の1つ。自分の人生に役立つ、珠玉の一冊をみつけましょう!

高校生・大学生におすすめのビジネス本

苦しかったときの話をしようか

苦しかったときの話をしようか・画像

著者 森岡 毅

『苦しかったときの話をしようか』は、USJをV字回復に導いたマーケター・森岡毅氏が執筆したビジネス本。大学生の娘に向け、今後の仕事選びや将来の考え方について、ひそかに書き進めていた虎の巻を書籍化したものである。娘に語りかけるような文章で、非常に読みやすい点も本書の特徴だ。

本書では、人が持つ強みを3つに区分し、各区分の特徴や傾向を理解できるようアドバイス。具体的には、Tの人・Cの人・Lの人というように区分を設定し、それぞれの特徴や傾向を説明している。自身がどの区分に当てはまるか考え、自分の強みを見つけることができれば、今後の仕事や人生を選択する際のヒントになるだろう。

その他にも、自分自身をマーケティングする方法をわかりやすく解説一流のマーケターならではの論理的な発想を学ぶことができる。現代社会は、組織よりも個の影響力が大きくなっており、その傾向は今後も続くだろう。本書で学べる自分自身を客観的に分析する力は、仕事を選ぶうえで間違いなく役に立つ。

これから仕事を選ぶ高校生や大学生にとって、『苦しかったときの話をしようか』は、特におすすめしたい1冊だ。ぜひ本書を読んで、自分の将来についてじっくり考えてみて欲しい。

20代新社会人におすすめのビジネス本

夢をかなえるゾウ1

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著者 水野 敬也

『夢をかなえるゾウ1』は、夢をなくした主人公がゾウの見た目をした神様「ガネーシャ」に出会い、様々な課題をクリアしながら自分のやりたいことを見つけ、人生を変えていくエンタメ小説である。主人公とガネーシャの会話が多く、テンポ良く読み進めることができるので、読書習慣がない方や本を読むのが苦手という方にもおすすめ。

ガネーシャによる課題は、地味なものから実践的なものまで幅広く、なかにはすぐに取り組めるものも。本書の読者は、主人公と一緒に行動習慣を身につけ、成長することができる。さらに主人公は、物語が進むにつれ、自分のやりたいことを見つけていく。その姿が自分に重なる読者も多いだろう。

実際に課題を実践しながら、自分のやりたいことを考えるのに、本書ほど最適な1冊はない。20代の新社会人は、社会人になりまだ日が浅いので、自分次第でいくらでも現状を変えることができる。例えば、自分を見つめ直した結果、本当にやりたい事を見つけ、未経験の仕事へ転職することもできるだろう。『夢をかなえるゾウ1』は、可能性が無限にある20代の新社会人にこそ、ぜひおすすめしたい。

チーズはどこへ消えた

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著者 スペンサー ジョンソン
翻訳 門田 美鈴

『チーズはどこへ消えた?』はアメリカの医学博士・心理学者、スペンサー・ジョンソン氏の著書。発売から20年以上経過した今も、世界中で読み継がれているベストセラー作品です。

物語の主人公はネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホー。彼らは、毎日迷路で「チーズ」を探し回っていました。苦労した甲斐あって、ついに多くの価値あるチーズを手に入れます。
豊富なチーズに安心しきっていた彼らでしたが、ある日突然チーズがなくなる「変化」に直面。
チーズがなくなったのだから、また新たに探しに行こうという単純な考えの元、ネズミたちはすぐに行動を開始。一方小人たちは、複雑な思考ができるがゆえに、状況を分析してばかりでなかなか動けません。やがて「変わらなければ破滅することになる」と気づいた小人のホーは、ひとりで新しいチーズを探しに行こうと決意。
再び始まったチーズ探しの日々の中で、ホーは様々な体験を通して、学びと気づきを得ていきます。

本書は 変化を怖がって動けないでいる人の背中を押してくれる、魅力が詰まった1冊です。また、未知の不安と闘いながら新しい事に挑戦している人の力になってくれるでしょう
何事もチャンスを掴むためには、状況の変化にうまく適応する必要があります。
「変化」が起こった時、事態が改善するのをただ待つのではなく、自分から行動してあなただけのチーズを探してみませんか?
現状から一歩踏み出す勇気こそが、あなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。

30代におすすめのビジネス本

30代を無駄に生きるな

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著者 永松 茂久

『30代を無駄に生きるな』は、経営者以外に人材育成やビジネスコーチングを提供し、マルチに活躍する永松秀久氏が30代の男女をメインターゲットに執筆したビジネス本。30代は「選択」と「決断」を問われる人生の大きな分岐点。著者は、この30代を「惰性で生きるのではなく、どう生きるか」について言及している。

本書は「仕事・人間関係・お金・習慣・考え方」の5つに分け、読者に30代の生き方のヒントを提供。読者は、そのヒントを全て実行するもよし、一部だけ実行するもよし。自分に必要なものは何かを自分自身で判断し、実行してみよう。自分が取り入れたいと感じたものを実践することができれば、30代を有意義に過ごすことにつながるはずだ。

できれば、早い時期に本書を読むことをおすすめしたいなぜなら、30代はたったの10年しかないからだ。行動を起こすなら早ければ早いほど良い。その結果、今後の生き方が変わる可能性も高くなる。「30代をどう生きていくか?」という問いの答えがまだ出てない30代の方は、是非本書を手にとって読んでみてほしい。

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法・画像

著者 内田 和成

『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』は、20年以上のコンサルティング経験を持ち、日経ビジネススクールの講師を勤める内田和成氏の著書

たくさんの情報を集めてから分析するのではなく、初めに仮説を立てて情報収集し、分析する「仮説思考」。本書には、仮説を立てて考える方法に加え、間違った仮説を立ててしまった場合の対処法も具体例を交え、書かれています。

ビジネスパーソンにとって大切な能力は「先見性」「決断力」「実行力」。特にリーダーの立場にある人は、先行きが見えない中で素早い意思決定が求められることも。
また、仕事では常に限られた時間の中で、問題解決を繰り返さなければなりません。

正確な意思決定を追求するあまり、最初から膨大な量の情報収集をしていては、時間がかかり過ぎてしまい、問題解決への対応が遅れます。 情報収集と分析に追われ、肝心の問題解決が疎かになってしまう経験は、誰もが一度は経験します。

あまり難しく考えずとも、今あるあなたの知識やこれまでの経験から仮説を立てることは十分に可能です。さらに、仮説思考はどのような業種の仕事であっても応用できるでしょう
この機会に本書を参考に仮説思考の知識と技術を詳しく学んでみては?あなたの仕事の質とスピードが格段に上がること間違いなしです。

40代におすすめのビジネス本

自分の中に毒を持て〜あなたは“常識人間”を捨てられるか〜

自分の中に毒を持て・画像

著者 岡本 太郎

『自分の中に毒を持て』は、太陽の塔をデザインする等、日本を代表する芸術家の1人、岡本太郎氏が執筆したロングセラー作品の新装版。本書は、サブタイトルにあるように、常識にとらわれず、自分自身と向き合う大切さを説いている。著者の熱い言葉の数々は、読者の心を強く刺激。様々な壁を突破し、人とは異なる人生を歩んできた著者が執筆しているからこそ、より説得力のある内容に仕上がっている。

「自分の人生はこのままでよいのか」「現在の生活に刺激がない」と思っている方は、本書を読み、著者の人生や力強い言葉に触れることで、人生を見つめ直すきっかけになるはずだ。

40代は、仕事や家庭の状況が比較的安定する時期と言って良いだろう。その一方で20代や30代に比べると、チャレンジ精神がなくなり、安定思考が強くなる時期でもある。だからこそ、著者の力強い人生論に触れることが重要だ。自分と異なる考え方に触れ、人生について見つめ直すことで、より有意義な40代を過ごすことができるはずだ。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え・画像

著者 岸見 一郎 / 古賀 史健

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、岸見一郎氏と古賀史健氏の共著。アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を解説した書籍で、2015年にビジネス書ランキング年間1位を獲得

「世界はどこまでもシンプルである」と説く哲人のもとに、「その持論を撤回していただきたい」と主張する青年が訪れる場面から物語がスタート。哲人の考えを到底受け入れられない青年は、自身の思いと葛藤しつつ哲人との議論を重ねていきます。

本書では、「すべての悩みは人間関係の悩みである」というアドラー心理学の理論をわかりやすく解説。誰もが抱える悩みの根本的な問題を、時には厳しく、時には優しく解決に導いてくれまず。

作中に登場する数々の名言は、あなたの人生観を変える力を秘めています。
あなたも青年と一緒に、哲人の言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょう?生きていく上で避けられない人間関係の悩みも、アドラー心理学の教えに沿って考えていくと、解決の糸口が見えてくるはずです。

まとめ

本特集では、高校生・大学生、20代、30代、40代の年代別におすすめのビジネス本を紹介しました。今回紹介したビジネス本は、今後の仕事選びや人生を考えるにあたり、きっと何かヒントを与えてくれるはずです

実はビジネス本には効率の良い選び方があります。それは、まず見出しを確認するという方法です。見出しにはその本のエッセンスが詰まっているので、そこで魅力を感じた本は、自分にとって役に立つ良書であることがほとんど。この方法を実践するだけで、ミスマッチを減らすことができます。

忙しくて読書する時間がない方は、隙間時間を有効活用しましょう。電車内の移動時間やちょっとした待ち時間に読書するクセをつけると、読書量を一気に増やすことができるはずです。紙媒体の本の持ち運びが大変であれば、電子書籍をおすすめします。

ビジネス本は「読む」だけでなく、読んだ内容を「アウトプット」したり、「実行」に移したりすることで、飛躍的に価値が高まります。ビジネス本を読んだら、何か一つでも自分の中に取り入れ、実践してみましょう!

さまざまな知識や学びを与えてくれるビジネス本。積極的にビジネス本を読み、今後の人生に活かしてみてください。

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