ロボット教室はどこがおすすめ？ヒューマンアカデミー、アーテックetc.を利用者の口コミ・評判でランキング！

全国47都道府県に約1,600教室、25,000名を超える生徒を抱えるヒューマンアカデミーのロボット教室。生徒在籍数・教室数共に国内シェアNo.1（2023年4月現在）を誇る。

オリジナルのロボットキットを使用し、動くロボットを作ることで創造力や論理的思考力、問題解決力を養うことを目標としている。使用するキットやテキストは、ロボットの世界大会「ロボカップ」で5年連続優勝の実績を持つロボットクリエイター・高橋智隆氏が監修。

対象年齢は年長から小学6年生まで。カリキュラムは全4種類で、ブロックを使ってロボットを組み立てる「プライマリーコース」「ベーシックコース」のほか、ロボットを製作しプログラミングで制御する方法を学ぶ「ミドルコース」、センサーやマイコンブロックを使ったより本格的なロボット製作とプログラミングを行う「アドバンスコース」がある。

ヒューマンアカデミーとフランチャイズ契約を結ぶ地域の学習塾やカルチャースクール等がロボット教室を運営するため、全国で同一内容のカリキュラムを受講できる。ただし、教室の雰囲気や振替制度の有無などは教室によって異なる場合も。自宅の最寄りに複数のロボット教室がある場合は、体験会に参加して講師との相性やクラスの人数などをチェックすると良いだろう。

ロボット教室の最大手であり、各地に教室がある上、テキスト・教材もわかりやすい。迷ったときは第一候補としたいロボット教室だろう。

関東を中心に、日本国内および海外に80教室を展開するロボット科学教育のロボット教室。教育用に開発されたブロック教材「レゴ®エデュケーション」を使用したロボット製作からスタートし、迷路脱出ロボットや二足歩行ロボットなど、段階的に高度なロボット作りを行う。実際に手を動かすことで数学や理科の知識を実体験の中で習得するとともに、試行錯誤しながら問題を解決するプログラミング的思考を養うことを目的としている。

対象年齢は年長から高校生まで。カリキュラムは全12コースで、年長から小学2年生までを対象とした「Kicksジュニアエリート（ベーシック、スタンダード、アドバンス）」、小学3年生からの「Crefusコース（ブロンズ、シルバー、ゴールド）」、また、Crefusコースのゴールドを修了すると、より上位の「Crefusコース（プラチナ、M2、M3）」や「Crefusコース SS（SS1、SS2、SS3）」に進むことができる。小学校3年生以上のクラスでは、通学型のほかにロボット教材とワークシートを使って自宅で学ぶ「e-crefus」も選択可能。

受講料は公式サイト上では非公開となっているが、全国の教室で開催される体験教室に参加した際に説明を受けられる。国際規模のロボットコンテスト（FLL）に毎年チームを派遣するなど、習得した技術を発表する環境も整っている。学習成果を競う場に魅力を感じる場合は選択肢となるロボット教室だろう。

東京と神奈川に7教室を展開するロボット教室。「栄光ゼミナール」を運営する株式会社栄光がサービスを提供している。世界60か国以上で採用される教育用レゴ（教育版レゴ® マインドストーム、レゴ®エデュケーションWeDo™、レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム）を使用し、製作したロボットを、簡単なプログラミング言語（viscuit）で動かすことにより、試行錯誤しながら正解に近づいていく問題解決力や創造性を培うことを目的としている。授業に使用するテキストは現役教師による栄光オリジナルのものを使用。

対象年齢は年中から小学6年生まで。カリキュラムは全3種類で、年中・年長向けの「幼児コース」（親子参加）と、小学1、2年生向けの「プライマリーコース」、小学3年生から6年生までを対象とした「スタンダード・アドバンスコース」に分かれる。

受講料は公式サイト上では非公開となっているが、資料請求の際や無料体験時に料金表・教室の時間割などがわかるためチェックしたい。

教室の場所が東京・神奈川に限定される点は残念だが、大手学習塾の指導力に魅力を感じる場合はチェックしておきたいロボット教室だろう。

難関校受験を対象としたハイレベルな通信教育講座を提供するZ会運営のロボット教室。教育用のレゴ®ブロック「SPIKE™ベーシック」「SPIKE™プライム」を利用してロボットを組み立て、プログラミングで動かすことで発想力や空間認識能力などを培うことを目的としている。学習に使用するワークブックはZ会オリジナルで、小学生がプログラミングを学ぶ上でつまずきやすいポイントを分析し、テキストに書き込みながら要点を整理して進めるようになっている。学習の最後にはドリル形式の「Challenge!!」で学習内容を振り返り、知識を定着させるなど、通信教育大手ならではの工夫が凝らされている点もポイントの1つ。

カリキュラムは、カラフルなブロックとアイコンを並べるだけのビジュアルプログラミングを使用する「SPIKE™ベーシック編」と、複数のモーターやセンサーを組み合わせ、より多くのパーツで複雑なロボットを製作する「標準編」の2種類。

受講料は月額料金とキット代のみで、通学型のロボット教室よりもリーズナブルな点が嬉しい。通信講座のため、講師に直接指導を受けることはできないが、自分のペースで取り組みたい場合、利用を検討する価値はある。特に普段からレゴ®ブロックに触れている子どもであれば、ワークブックを見ながら自力で取り組みやすいだろう。気軽にロボット製作にチャレンジしたい場合におすすめのロボット教室。

全国に約850教室を展開するアーテックエジソンアカデミーのロボット教室。60年以上の実績を持つ学校教材の総合メーカー、アーテックがサービスを提供している。オリジナルのブロック教材＆テキストとビジュアルプログラミング（マウスでアイコンをドラッグ＆ドロップする教育用プログラミング）を利用することで、毎月1体の動くロボットを作ることができ、理解力・論理的思考力・創造力・プレゼンテーション力を培うことを目的としている。

カリキュラムは、24か月間の「基本講座」（月2回）のみ。講座修了後はより高度なロボット製作を行う「エキスパート編」に任意で入会することもできる。

受講料は公式サイト上では非公開となっているため、無料体験に参加し、各教室で確認したい。ロボット教室最大手のヒューマンアカデミーと同様、個々の教室の運営はフランチャイズ契約を締結した学習塾等が行っているため、全国で同一内容のカリキュラムを受講できる。ただし、対象年齢や各教室の雰囲気等は異なるので、無料体験を利用ししっかりとチェックしたい。授業で使用するロボットプログラミング教材は、幼稚園・保育園・小学校での採用実績も多く、信頼できる教材・カリキュラムを使用した教室を選びたい場合、有力な選択肢となるロボット教室だろう。