オーディオブックを口コミ・評判をもとにランキング。おすすめのサービスは？月額料金やコンテンツ数を比較しよう

amazonが提供するオーディオブック。ビジネス書、語学書、小説、児童書、エッセイなど様々なジャンルの本をプロのナレーターが朗読。専用のAudibleアプリを利用することで、スマートフォン、タブレット、PCなどの各デバイスで聴ける。また、オーディオブックのデータをダウンロードしてオフライン環境で聴くことも可能。

料金は月額1,500円（税込）。約12万点以上のコンテンツが聴き放題となるほか、Audible会員は、サブスクに含まれていないオーディオブックも非会員価格の30％OFFで購入できる。さらにAudibleでしか聴けないポッドキャストなどの限定コンテンツも提供。

その他にもスマホアプリを閉じても音声が途切れない「バックグラウンド再生機能」や、オーディオブックの気になった箇所を切り抜いて保存できる「クリップ機能」、0.5〜3.5倍までの「再生速度調整機能」など、本を耳で聴くのに便利な機能が充実している点もAudibleの大きな魅力。

30日間の無料トライアルも利用可能なので、オーディオブックを気軽にお試ししたい場合は、ぜひチェックしたい。

音声コンテンツ事業を手がけるオトバンクが提供するオーディオブック。2007年に日本初のオーディオブック配信プラットフォームを立ち上げたリーディングカンパニーであり、2024年2月には会員数300万人を突破。Audibleと並ぶオーディオブックサービスとして高い人気を誇っている。利用者には30～40代のビジネスパーソンが多く、オーディオブックの中でも特にスキルアップや情報収集、教養を目的としたビジネス書や語学書、新書に強みがある。

料金は月額1,330円（税込）で、取り扱うコンテンツは15,000点以上。年額プラン（9,990円税込）を利用すると、１か月あたり833円で利用可能となるため、月に1冊、オーディオブックを聴くだけで十分に元が取れる。

スマホアプリを閉じた状態でも聴ける「バックグラウンド再生」や、データをダウンロードして通信量を節約できる「オフライン再生」にも対応。

30日間の無料トライアルを実施しているため、コンテンツのランナップやアプリの使いやすさをチェックした上で検討するとよいだろう。

デジタルコンテンツの企画・開発・製作・販売を手がけるピコハウスが提供するオーディオブック。「知を聴く」をコンセプトに、30社以上の出版社が音源を提供している。

オーディオブックのラインナップに独自性があり、書籍に加え、作家や学者の講演、落語、講談、法話なども取り扱う。特に講演は、遠藤周作や井上ひさし、高坂正堯などの著名人が過去に行った貴重な音源を聴ける点が大きな魅力。書籍コンテンツでは、ビジネスや教養、自己啓発、古典小説などに強みがある。

料金は月額1,650円（税込）。登録月は末日まで無料となるので、月の初めに登録することで無料トライアル期間を長く楽しめる。

専用アプリはなく、ブラウザ再生になるので、インターネット環境がある場所で聴く必要がある点に注意したい。

著名人が過去に行った講演に興味がある人や、落語や市民講座が好きだが、頻繁に通うことは難しいという人におすすめのオーディオブックだろう。

ドワンゴが提供するオーディオブック。2021年1月に「ListenGo（リスンゴ）」としてオーディオブックサービスを開始し、2022年10月にドワンゴのスマートフォン専用音楽配信サービス「ドワンゴジェイピー」と統合。名称も「ドワンゴジェイピーオーディオブック」に改称された。

定額制となっている他のオーディオブックサービスとは異なり、各オーディオブックは、ドワンゴジェイピーのポイントで購入する買い切り型。利用する際は、ドワンゴジェイピーに無料会員登録後、9種類の月額コース（税込330～11,000円）から自分に合ったコースを選択する。コースの金額に応じて付与されるポイントは、音楽配信でも共通利用できるので、音楽もオーディオブックも楽しみたい場合に特におすすめ。

取り扱うオーディオブックは、各分野の書籍のほか、人気声優・舞台俳優が朗読するラジオドラマやASMRなど。特にエンタメ系コンテンツに強く、ドワンゴジェイピーの独占配信作品も多い。無料トライアル期間がない点は残念だが、エンタメコンテンツを耳で楽しみたい場合に有力なオーディオブックだろう。

中国・上海に本拠を置くIT企業Ximalaya（シマラヤ）が運営する音声プラットフォーム。約10,000点のオーディオブックに加えて、2,400万点の中英文ブロクや、1,000点以上の講座を提供している。

主にビジネスパーソンを対象としており、ビジネス・キャリア・教養・マネー・語学分野のオーディオブックが充実。音声を聴く際は、パソコンはブラウザ再生、スマートフォンとタブレットは専用アプリを利用する。また、オーディオブックをダウンロードし、オフライン環境で再生することも可能。

料金は月額750円、もしくは年額7,500円（月額625円換算）と、オーディオブックの中でもリーズナブルで、月額プラン・年額プランのいずれも30日間の無料トライアルを利用できる。

語学や小説などの各カテゴリが、ジャンル・言語・テーマ等で細分化されていないため、目当ての一冊を見つけにくい点には注意が必要だが、低価格で幅広いジャンルの音声コンテンツに触れたい場合は、利用を検討する価値があるオーディオブックだろう。