おすすめのフリマアプリを比較。利用者の評判は？

メルカリは、圧倒的なユーザー数を誇るフリマアプリの代表格。服や雑貨、化粧品、本やCDから、家具や家電、廃盤グッズ等まで、幅広い商品を出品・購入することができる。また、会員登録料や会費等は一切かからず、無料で利用でき、スマホで写真を撮り、特徴を入力するだけで簡単に商品の出品が完了。気に入った商品があれば、ワンタップですぐに購入することができる。

メルカリの特徴は、独自の配送サービスが充実している点。メルカリでは、「ゆうメール」や「レターパック」等、通常の配送方法に加え、ヤマト運輸と連携した「らくらくメルカリ便」、日本郵便と連携した「ゆうゆうメルカリ便」、家具や大型家電の配送に特化した「大型らくらくメルカリ便」の独自の配送サービスを用意しており、取引後の配送方法として選択することができる。なかでも、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」は、匿名配送に対応しているので、名前や住所を知られることなく商品を出品・購入したい人は上手く活用すると良いだろう。ちなみに、ヤマト運輸の集荷サービスを利用したい場合は、メルカリアプリ内から集荷依頼をすることができる。アプリ内で取引に関係することをすべて完結させられる点も、メルカリの魅力と言えるだろう。

また、ブランド品を中心に、高額商品の取引も多数おこなわれているメルカリでは、偽ブランド品対策にも力を入れている。ブランド権利者と協力の上、出品パトロールを行い、偽ブランド品と判断した出品は即時削除をおこなっているほか、プロの鑑定士や、最新テクノロジーの活用等によって不正を見抜くシステムを強化し、安全な取引を実現している点も嬉しい。
メルカリは、幅広いジャンルの商品が出品・購入できることに加え、匿名配送にも対応する等、利便性の高いフリマアプリ。匿名配送に対応したフリマアプリを利用したい方や、幅広いジャンルの商品を取引・出品をしたい方におすすめ。

ヤフオク!は、ヤフーが運営するフリマアプリ。知名度が高く、ネットオークションの最大手として有名なサービスだが、フリマ出品サービスも提供しており、ヤフーユーザーを中心に高い人気を集めている。また、利用者が多く、様々な商品を出品・購入することができる。

ヤフオク!のフリマ出品はYahoo! JAPAN IDに無料登録することで利用可能。出品手数料は無料となっており、商品の写真を撮り、状態や値引き交渉の可否等について設定をおこなうだけで、簡単に商品を出品することができる。
販売手数料は通常10%だが、Yahoo!プレミアム会員（有料）の場合は、販売手数料が8.64%に割引。Yahoo!プレミアム会員や、ソフトバンクユーザーの場合、少しお得に利用できる点はチェックしておきたい。
売上金はYahoo!ウォレットの受け取り口座に自動振り込みされ、振込手数料は無料となっているのも嬉しいポイント。

また、ヤフオク！は、取引のやりとりが簡単で、アプリを使って効率的に出品・購入することができる点も魅力。ヤフオク！では、出品の際に値引き交渉の可・不可を設定できることに加え、購入・発送・到着・評価等の取引のやりとりがテンプレート化されており、メルカリやラクマ等のフリマアプリと比較し、事務的に取引を進めることができる。フリマアプリでのコメントのやりとりが苦手という方でも簡単に商品の出品・購入ができる点は、ヤフオク!の大きな魅力といえるだろう。
さらに、ヤフオク！は匿名配送にも対応。出品時に「ゆうパック（おてがる版）」、「ゆうパケット（おてがる版）」を選択することで、匿名配送が利用できるため、匿名配送を希望する場合は、上手く活用したい。

出品可能数が1商品のみとなっている点や、出品期間が7日間に限定されており、出品してから7日間落札されない場合、自動的に出品が取り消しになる点には注意が必要だが、利用者も多く、出品数が豊富なヤフオク！は、フリマアプリの利用を考えている際に、ぜひチェックしておきたいアプリと言えるだろう。

ラクマ（旧フリル）は、楽天グループが運営するフリマアプリ。累計1,000万ダウンロードを突破している他、利用者を対象に行ったアンケート調査では92％が「満足」と回答しており、数あるフリマアプリの中でも高い人気を誇っている。

ラクマでは、商品の画像を登録し、商品名、商品のカテゴリ・状態、発送方法、販売価格を設定するだけで出品可能。出品手数料は0円、売れた分の金額は最短で当日に振り込まれるほか、販売手数料が3.5％と他のフリマアプリと比較し、低めに設定されている。
一方、商品を購入する場合は、商品を選択し、「購入手続きへ」から簡単に購入可能。商品の詳細画面には「コメント」機能があり、出品者とコミュニケーションを取ることができるため、商品に関して聞きたい事や、価格交渉をしたい場合は上手く活用すると良いだろう。

また、楽天グループのフリマアプリということもあり、商品購入の際、支払い方法に、楽天の決済サービス「楽天ペイ」を利用すると、楽天スーパーポイントを使う・貯めることができる点もチェックしておきたい。
その他にも、ラクマでは、違法商品のパトロールや、商品を一度ラクマで預かり、取引が完了してから商品を渡す「お支払仲介」、取引途中で万一、商品が紛失してしまった場合に購入者・出品者に商品代金等を補償する「紛失保証（らくまあんしん補償）」等を実施。ユーザーが安心・安全に利用できるサービスが充実している点は、他のフリマアプリと比較しても、ラクマの大きな魅力といえるだろう。

2018年9月現在、商品の匿名配送に対応していない点には注意が必要だが、ラクマは利用者からの評価が高く、安心・安全に利用できるフリマアプリ。楽天グループのサービスを利用することが多い人はもちろん、安心・安全にフリマアプリを利用したい人であれば、有力な選択肢の一つとして要チェック。

ブクマは、書籍専用のフリマアプリ。ブクマの特徴は、出品作業が簡単な点。ブクマでは、アプリ内のカメラで出品したい本の裏表紙にあるISBNバーコードを読み取り、価格や、本の状態、発送方法などを記入するだけで、簡単に不要になった本を出品することができる。さらに、数冊セットで販売する「まとめ売り」にも対応しているので、同じシリーズの本や漫画をまとめて売りたい場合は、上手く活用すると良いだろう。

ブクマで本を購入する場合は、「総合」「300円以内」といった本のカテゴリ（ジャンル）や価格から検索でき、欲しい本をすぐに見つけることが可能。ちなみに、ブクマでは、料理本やビジネス書、漫画などに加え、楽譜やタレントの写真集、洋書など幅広いジャンルの本を用意。様々な本の中から、自分の欲しいものを見つけ、定価よりも安い価格で購入することができる点は、他のフリマアプリと比較しても、ブクマの大きな魅力といえるだろう。
また、定価と比較して何％OFFになっているか、割引率が明記されており、お得度がわかりやすい点も嬉しい。さらに、ビジネス本や小説は、アプリ内であらすじをチェックできるため、内容を確認した上で、購入できるのも、ブクマの大きな魅力と言えるだろう。

その一方で、匿名配送に対応しておらず、配送時に出品者自身の氏名と住所の記入が必須となっている点や、支払い方法がクレジットカード払いのみとなっている点には注意が必要だが、ブクマを利用すれば、不要になった本の出品や欲しい本の購入を簡単に行うことができる。
本を中心に、フリマアプリでの出品・購入を検討している方であれば、ブクマは必ずチェックしておきたいフリマアプリだろう。

オタマートは、アニメや漫画、ゲーム関連等のオタクグッズを専門に取り扱うフリマアプリ。フィギュアやストラップ、コスプレ衣装、同人誌など、様々な商品を取り扱っており、アプリを使って簡単に出品・購入することができる。
出品方法は、商品を撮影し、詳しい情報や販売価格、タグなどを設定して公開するだけ。商品を購入する場合は、「購入の申し込み」を行い、申し込みが受理されることで、購入のやり取りを進めることができる。ちなみに、購入したい商品に関して、事前に気になる点があれば、出品者へ質問することができ、場合によっては値下げ交渉も行えるため、安くグッズを手に入れたい場合等は上手く活用すると良いだろう。

オタマートは、取引数の多さにも特徴があり、毎日3万点以上のグッズが出品。このうち、半数以上は、出品から24時間以内に売買が成立している。また、人気の高い作品やキャラクターは、急上昇ワードとしてトップページで紹介されているため、トレンド作品のグッズを出品・購入したい場合はぜひチェックしておきたい。
さらに、キャラ名や作品名でグッズを検索できることに加え、グッズのカテゴリーや価格、商品の状態など細かく設定して検索できるため、希望の商品が見つけやすい点も魅力。
また、アニメや漫画、ゲーム関連等のグッズの印象が強いが、オタマートでは、ディズニーやサンリオのグッズを多数取り扱っている点も押さえておきたい。

その他にも、オタマートでは、出品した商品の売り上げを、サイト内で利用できる「ポイント」として受け取ることもできる。ポイントは、キャンペーンへの参加でも増やすことができ、1ポイント＝1円として支払いに充てることが可能。オタマートに出品すればするほど、欲しい商品をお得に手に入れられるため、上手く活用すると良いだろう。

オタマートは、昔好きだったアニメや漫画のグッズをフリマアプリで売りたい方や、現在好きなアニメ、ゲーム等のグッズを安く手に入れたい方にとって、有力な選択肢になるフリマアプリだろう。