在宅勤務時の簡単ランチ! おすすめレトルト食品&冷凍食品8選
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はじめに
2020年頃からのコロナ禍以降、「新しい働き方」が注目され、在宅勤務で仕事をする人が増えました。
在宅勤務の利点と言えば、「通勤時間がなくなる」「外出するための身だしなみの時間が不要」といった、時間の有効活用がしやすい点。
また、在宅勤務中の食事に関しても、「自宅のキッチンや台所用品が使える」「仕事の合間を見て、下ごしらえなどができる」という利便性があります。とは言うものの、勤務中のため、在宅勤務時に調理に集中して手の込んだランチを作ることは難しいでしょう。
そこで、本特集ではデリバリーや外食などよりも安く済み、かつ簡単に調理ができて充実感を得られる、在宅勤務のランチにおすすめのレトルト食品&冷凍食品をピックアップ。商品を選ぶ際のポイントと、おすすめのレトルト食品・冷凍食品を8つご紹介します。
レトルト食品&冷凍食品ランチを選ぶ5つのポイント
冷凍技術を含めた食品加工の技術は日々進歩しており、10~20年前と比較すると、おいしく簡単に食べられるレトルト食品や冷凍食品の数は、非常に増えています。スーパーやコンビニでも、数多くのレトルト食品や冷凍食品が多く陳列されており、どの商品を買うか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
まずは、どのような点に注目してレトルト食品・冷凍食品を買うと良いのか、商品を選ぶ際のポイントを解説していきます。
レトルト食品・冷凍食品を選ぶポイント その1
調理方法
特にレトルト食品の場合は、“調理”とひと口に言っても、「電子レンジで温める」「湯煎する」「常温で自然解凍する」など、様々な方法があります。自宅にある家電や調理器具によっては調理が難しいケースもあるため、レトルト食品の調理方法は商品を買う前に確認しておくのがおすすめです。
また、「別途食器に盛り付ける必要があるのか」「在宅勤務の隙間時間や昼休みの時間に、調理して食べきれるのか」といった点もチェックしておきましょう。
レトルト食品・冷凍食品を選ぶポイント その2
「主食」かどうか
レトルト食品・冷凍食品によっては、「ご飯にかけて食べる」「パスタやうどんなどの麺にかけて食べる」等、その商品だけでは主食にならず、別途主食にあたるものが必要な場合もあります。
「ご飯はまとめて炊き、冷凍してあるので、おかずや上に乗せるものだけあればいい」という人には、ご飯や麺にかけるだけで食べられる商品が向いています。その一方で、「ご飯や麺を用意するのも手間だ」という人には、1食分で主食まで揃うレトルト食品や冷凍食品が適しているでしょう。
この点に関しては、在宅勤務時のランチに加えて日々の自炊事情なども考慮し、購入するレトルト食品や冷凍食品を選ぶのがおすすめです。
レトルト食品・冷凍食品を選ぶポイント その3
ボリューム
「お昼はがっつり食べたい!」「午後から眠くなってしまうため、軽めのランチにしたい」など、個人の体質やその日の体調、業務の状況によって、ランチに食べたい量は変わってきます。
レトルト食品・冷凍食品の中にも、1食分の量が多いものもあれば、少ないものもあります。その日に食べたい量(あるいは食べられる量)に合わせて商品を選定するのも大切なポイント。小分けで少しずつ食べられる商品を買い、日によって食べる個数や量を変えるのも有効な手段です。
また、カレーや丼物、パスタソースなど、ご飯や麺は別途用意するレトルト食品の場合は、主食の部分で量を調整するのも良いでしょう。
レトルト食品・冷凍食品を選ぶポイント その4
栄養バランス
食事を摂る上では、栄養バランスも重要です。
味や量、ボリュームなどの点を優先させると、栄養が偏ってしまうことも考えられます。必要に応じて、栄養を補うために他のおかずや飲料を用意できるかどうかも、レトルト食品や冷凍食品を選ぶ際に併せてチェックしておくと良いでしょう。
また、数あるレトルト食品・冷凍食品のなかには、1食でバランスの取れた栄養を摂れる商品もあります。「できるだけ1商品で済ませたい」という場合には、そういった1食で完結するタイプの商品を選ぶことをおすすめします。
レトルト食品・冷凍食品を選ぶポイント その5
特別感・非日常感を出せる
在宅勤務時のランチを「仕事と仕事の間の気分転換」として、ランチでの特別感・非日常感を演出したい人もいるでしょう。
レトルト食品・冷凍食品のなかには、普段自分で作ると手間がかかったり、日常的には使わない調味料や材料などが必要になる料理を、簡単に作れる商品があります。たとえば、特徴的な調味料を使うエスニック料理はその代表格といえるでしょう。
また、高級店の味をリーズナブルに味わえるレトルト食品もあります。スーパーやコンビニなどでは入手しにくいものも中にはありますが、ネットショッピングで購入するなど、他の手段を使っていわゆる「お取り寄せ」を利用するのもおすすめです。
簡単に調理できる!在宅勤務時のランチにおすすめレトルト食品・冷凍食品8選
本チャプターでは、上記で解説した選び方のポイントをもとに、簡単に調理でき、在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品を8つ紹介していきます。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その1
日清食品 「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」
「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」は日清食品が製造・販売する冷凍食品です。
まず特筆すべきなのは、ボリューム感。パッケージに「大盛り/たっぷり340g」と記載があるとおり、1食分の量が多い商品となっています。
具材もえび、きくらげ、たけのこ、赤ピーマン、チンゲン菜、もやしと6種類が使われており、量だけではない満足感も得られます。また、ソースにはオイスターソースが使われており、外食で食べるような中華料理の味を家で楽しむことが可能です。
メーカーの公式ホームページでは、この商品を使った「パリパリ焼きそばたっぷりもやし海鮮あん」というアレンジレシピも公開されています。
別途具材や調味料が必要だったり、包丁やフライパンを使った料理工程があったりと、少し手間のかかるレシピですが、また違った食感や味が楽しめるので、時間に余裕のある時に試してみると良いでしょう。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その2
うす家 「讃岐小豆島シッポク手延うどん500g×2食入り」
「讃岐小豆島シッポク手延うどん」は、香川県小豆島の企業「株式会社うす家」が販売する冷凍食品です。
うどん、具材、つゆが丸ごと1食分ずつ冷凍された状態になっており、鍋に水を入れて沸騰させるだけで食べられるようになっています。内容量500g(めん180g)とボリュームも十分。
400年以上前から受け継がれてきた手延べ製法で製造された麺は、コシが強く、もちもちとしているのが特徴です。同じシリーズの冷凍うどん・そばの中でも、特にシッポク手延うどんはにんじん、きぬさや、油揚げなどの具材も豊富に入っているという点で満足感の高い商品となっています。
他にも鴨南蛮手延うどんやカレー手延うどんなど豊富なバリエーションがあり、なかには贈答用の商品も。取り寄せて食べ比べてみるのもおすすめです。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その3
赤坂四川飯店 「赤坂四川飯店 『四川汁なし担々麺』 2食セット」
「赤坂四川飯店 『四川汁なし担々麺』 2食セット」は、中華料理の名店「赤坂四川飯店」の厨房で手作りされた商品です。赤坂四川飯店の店舗でも人気のメニュー「汁なし担々麺」を冷凍食品にしたもので、自宅で簡単に本格的な四川料理が楽しめます。
四川汁なし担々麺は、コクのあるゴマの味と花椒の風味の効いたソースに細い麺がよく絡み、濃厚さと刺激の強さに反してさらっと食べられるメニューです。それでいて麺は140gとボリューム感があり、十分に満足できる量となっています。
価格は1食あたり1500円以上と、冷凍食品としては高額な商品ではありますが、特別な日のランチにお取り寄せをしてみるのもおすすめです。何か大きな仕事を達成したときのご褒美や、大事な仕事に取りかかる前の気合い付けとしてみるのはいかがでしょうか。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その4
ニップン 「よくばり御膳 五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん」
「よくばり御膳 五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん」は、大手製粉メーカー「ニップン」が製造する冷凍食品。
ニップンの「よくばり御膳」シリーズは、袋から取り出したトレイをそのまま電子レンジに入れて調理ができる上、「ごはんとおかず」といったワンプレートランチの形で食べられる満足度の高さが特徴です。
特に、同シリーズの中でも「五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん」は食材に13品目を使用し、野菜も5種類の具材が100gと豊富に使われています。「栄養バランスは気になるけれど、できるだけ簡単にランチを済ませたい」という人おすすめの商品です。
また、内容量は300gとボリュームも十分。
「忙しい日のランチでも簡単に健康的なメニューを食べたい」という人は、ぜひ冷凍庫にストックしておくと良いでしょう。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その5
無印良品 「素材を生かした 辛くない 国産玉ねぎと豚肉のカレー」
「素材を生かした 辛くない 国産玉ねぎと豚肉のカレー」は無印良品が販売するレトルトカレーです。豊富な種類があることで有名な無印良品のカレーの中の1商品。
「本格的な味のカレー」「辛みの強いカレー」もラインナップされている中で、「辛くない 国産玉ねぎと豚肉のカレー」は商品名のとおり、辛さが抑えられており、辛いのが苦手な人でも食べやすい商品となっています。
唐辛子を使用せず、いわゆる「おそばやさんのカレー」のような和風の味付けになっており、どこかほっとする味わいが特徴です。具材には大きくカットされた豚肉が入っており、食べ応えも十分にあります。
また、無印良品の公式ホームページでは、アレンジレシピとしてホットサンドのレシピも公開されています。ホットサンドメーカーを持っている人は、こちらのアレンジレシピも試してみてはいかがでしょうか。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その6
CJ FOODS JAPAN 「bibigo 韓飯レンジdeクッパ カルビクッパ」
「bibigo 韓飯レンジdeクッパ カルビクッパ」はCJ FOODS JAPANが販売するレトルト食品です。
韓国料理「カルビクッパ」の具材とスープ、そして白米がセットになった商品で、材料と水をカップに入れ、電子レンジで温めるだけで調理が完了する手軽さが特徴です。
スープの中に白米が入った、いわゆる「スープご飯」であり、さらりと食べられますが、スープにコクがあるため食後の満足感が十分に得られます。チーズなどを「ちょい足し」して楽しめるのも魅力です。
同じシリーズの商品に「牛骨コムタン」や「海鮮スンドゥブ」もあり、「カルビクッパ」も含めて、自宅で簡単に韓国料理の味を楽しみたい人におすすめの商品となっています。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その7
業務スーパー 「薄焼き餅(青ねぎ入り)」
「薄焼き餅(青ねぎ入り)」は業務スーパーで販売されている冷凍食品。台湾の夜市で売られている「葱抓餅」を冷凍食品にした商品です。
「薄焼き餅(青ねぎ入り)」は、オーブントースターもしくはフライパンでの調理となりますが、直径が約20cmとややサイズが大きいため、十分な大きさの調理器具や食器があるかを、事前に確認しておくことをおすすめします。
小麦粉で作った生地は、調理すると外側がサクサク、中がもちもちとした食感になるのが特徴。軽く食べられるためおやつにも適していますが、腹持ちも良いため、在宅勤務時の軽めのランチとしても食べられます。
味がついているのでそのままでも食べられますが、お好みでポン酢やラー油をかけたり、チーズや野菜といった具材を巻いたりするのもおすすめです。
在宅勤務時のランチにおすすめのレトルト食品・冷凍食品 その8
ニッスイ 「焼きおにぎり」
ニッスイ「焼きおにぎり」は、大手水産・食品会社「ニッスイ」が製造・販売する冷凍食品。
名前のとおり、焼きおにぎりを冷凍食品にしたもので、1個あたり50gと小さいサイズで作られているのが特徴です。
袋の中では焼きおにぎりがトレイに入っており、1個ずつトレイを小分けにして電子レンジで温めるだけで食べることが可能。在宅勤務時のランチだけではなく、小腹が空いたときやおやつとして食べるのにも適しています。
また、ニッスイの公式ホームページでは「焼きおにぎり」のアレンジレシピが多数公開されており、焼きおにぎり茶漬けやスープがけなどのさらりと食べられるメニューから、おにぎりバーガーや肉巻きおにぎりなど、より満足感の高いメニューまで、その種類はさまざま。
焼きおにぎりというシンプルな食品ですが、メーカーからの情報も参考に、様々なアレンジを楽しみながら食べてみるのもおすすめです。
まとめ
本特集では、在宅勤務時のランチに適したレトルト食品・冷凍食品の選び方と、おすすめの商品を8つ紹介しました。
今回紹介したレトルト食品や冷凍食品以外にも、各社多種多様な商品を販売しています。在宅勤務のランチ用に、簡単に作ることができ、かつ美味しく食べられるレトルト食品や冷凍食品を探している方は、本特集も参考に、ぜひお気に入りの商品を見つけてみてください。