大地を守る会の無農薬野菜（宅配）をお試し！

注文から1週間で編集部に「大地を守る会」のクール便が届きました。

中には、ジャガイモ・玉ねぎ・小松菜など7種類の旬の野菜と、大地を守る会の運営方針・宅配システムを解説したリーフレットが入っています。

一緒に入っていた「お試し野菜セットのご案内」に目を通すと、今回届いた野菜の種類と量に加えて、生産者と農薬使用状況の記載もありました。特に驚いたのは、農薬の使われた回数が載っている点です。

　使った農薬の種類・回数が記載されている。
　（▲クリックで拡大します）

「大地を守る会」の野菜は、原則的に栽培期間中は農薬不使用。やむを得ず使用した場合も、使用した農薬の種類や使われた回数を、生産者との連携によって逐一把握しているそうです。さらには、残留農薬の抜き打ち検査を年350回実施。厳しいと言われる安全基準が嘘ではないことがわかります。

箱から出した野菜は、どれも個包装され、新鮮で清潔。無農薬栽培にもかかわらず、虫食いのあとなどは一切なく、一見するとスーパーで売っている野菜とほとんど変わりません。箱に入ってきたトマトは、触ってみるとやや固め。「まだ熟していないのかな？」と一抹の不安がよぎります。

一方、きゅうりにはうっすらと白い粉が付着。これはブルームと呼ばれ、きゅうりが水分の蒸発を防ぐために自ら出す天然のロウ成分です。一昔前はよく見られたブルームですが、農薬と紛らわしいという理由から品種改良され、ブルームレスのきゅうりが主流に。しかし、野菜が本来持っている機能をなくした結果、ブルームレスきゅうりは、通常のきゅうりに比べて皮が硬く味が落ちるという弊害も聞かれるようになりました。仕事柄多くの野菜を見ている編集スタッフもブルームの付いたきゅうりはひさびさ。「さすが有機栽培」と、きゅうりの味への期待が高まります。

野菜の状態をチェックしたあとは、さっそく編集部内で大地を守る会の野菜を使った料理会＆試食会を行ないました。

【作ったもの】

・ポテトサラダ（使った野菜：ジャガイモ、玉ねぎ、きゅうり、トマト）
ジャガイモ（キタアカリ）は、味が濃くねっとりとしていて新鮮そのもの。茹でたては本当にほくほくしています。玉ねぎは、辛味の少ないサッパリ味で、ほとんどアクがありません。きゅうりは身がしまっていて、水っぽくなく、塩で水抜きしたあともしゃきっとした歯ごたえが残ります。トマトは、最初こそ硬いと思ったものの、甘みがあって、柔らかすぎず固すぎずのちょうどいい食感。ポテトサラダにぴったりの付け合せになりました。

・小松菜の炒め煮（使った野菜：小松菜）
小松菜をさっと炒めてちくわを加え、醤油・みりん・お酢で味付け。無農薬の小松菜は、アクがなく柔らかで、茎までしっかりと味がしみ込みました。お弁当や夕食に役立つ一品に。

・ピーマンのおひたし（使った野菜：ピーマン）
ピーマンを軽くレンジでチンして、おかかとしょうゆをかけただけのおひたし。大地を守る会のピーマンは、エグみや苦味はゼロ。実がやわらかく、なによりもその甘さにビックリします。子供でも食べられそう！と編集部でも評判に。

・大根の味噌汁＆大根おろし（使った野菜：大根）
大根は、辛味の強い先っぽの部分をお味噌汁に。首のほうは、さんまの付け合せの大根おろしに使いました。料理をしながらちょっとずつ味見してみると、先っぽの部分は大根特有のピリリとした辛味が、首の部分にはほんのりと甘みがあります。一つの大根でここまで部位による味の差がはっきりしていることに驚きました。

・大根の酢醤油漬け（使った野菜：大根）
お試しセットについてきた大地を守る会のレシピをもとに、あまった大根を酢醤油に漬けてみました。
大根を一本使い切るのはなかなか大変なので、保存の利くミニレシピが入っていたのはありがたいかぎりです。

・トマト入りゴーヤカレー（使った野菜：トマト、ピーマン、玉ねぎ）
最近よく見かけるようになったゴーヤのカレー。バターでじっくり炒めた玉ねぎとトマトが、ゴーヤの苦味を上手に抑えて大好評の一皿に。特に印象的だったのは、バター炒めにした時の玉ねぎの甘みです。ポテトサラダに使った時のサッパリした味とはまったく別の濃厚な味と香りに、本当に同じ玉ねぎ？と驚きの声が。

・ジャーマンポテト（使った野菜：ジャガイモ、玉ねぎ）
ジャガイモと玉ねぎをベーコンと一緒に炒めて塩コショウするだけのシンプルなお料理ですが、やはり素材が良いと味が違います。ジャガイモと玉ねぎの甘みが引き立ち、ピーマンのおひたしの次に素材の良さを感じられる料理になりました。

野菜の安全性とおいしさは折り紙つきの「大地を守る会」ですが、実際に宅配を利用する場合のコストや使い勝手はどうでしょう。

大地を守る会には、配送センターから直接、各家庭に届く「大地を守る会の宅配」と、ネットで注文し、宅配業者（クロネコヤマト）が配送する「大地を守る会のウェブストア」があります。

　お試しセットを頼むともらえる資料一覧（*）

二つのサービスを比較すると、配達エリアが限定される代わり送料が210円の「宅配」と、全国対応ながら地域ごとに送料が異なる「ウェブストア」、それぞれに特徴が異なります。

　商品カタログ「ツチオーネ」
　商品価格はウェブストアの10％OFF

宅配は、冷蔵や冷凍の食材でも送料が一律210円になる点と、商品がウェブストアの1割引（10％OFF）になる点が大きなメリット。現在、大地を守る会の35周年を記念して、通常4週間のお試し期間を8週間に拡大しており、期間中は年会費（1,000円）、預託金（5,000円）、配送手数料（210円）がすべて無料。2回目の注文時に3,500円分のポイントがプレゼントされるほか、本入会時はさらに1,000円分のポイントをもらうこともできます。

　ツチオーネにはレシピも豊富に掲載されて
　いる

配送日時の指定こそできないものの、不在時には指定場所に食材を留め置いてもらうことができ、配送に使われるケースや牛乳＆玉子のパックなども回収してくれるため余分なゴミが出ないのも優れたポイントと言えるでしょう。

一方、ウェブストアでも、35周年記念の送料割引キャンペーンを実施中。商品の購入額や毎週（または隔週）の注文で送料が最大590円割引になります。宅配と異なり、年会費や預託金は無料、クレジットカード払いや配送日時の指定もできるなど、高い利便性が特徴です。

ちなみに、送料無料のための必要購入額は、宅配が28,200〜30,900円、ウェブストアで25,200円と意外に低コスト（*）。高価なイメージの強い食材宅配サービスですが、購入するものを限定したり、ポイント制度や値引きキャンペーンを利用することで、家計の負担を上手に抑えつつ、こだわりの食材を購入することができます。

アレルギーや食品偽装問題など、食の安全が脅かされている現代、子供や家族に体に良いものを食べてほしいというニーズが高まりつつある今だからこそ、安全な食卓を作るために無農薬野菜や有機食材を、もっと気軽に利用してみてはいかがでしょう。興味がある方は、お得度が高く、商品の質を実感できるお試しセットがお薦めです。

*関東エリアの場合