それでは、実際に外国為替取引のテクニックを解説していきます。
株同様、外国為替取引にも様々なテクニックがあります。今回ご紹介するのは、私が実践している4つのテクニックです。非常に簡単でわかりやすい方法なので、ぜひ覚えておいて頂ければと思います。
外国為替取引の対象となる通貨ペアは全部で数十種類以上あり、現在でもその数は増えています。 この数十種類の中から実際に投資する通貨ペアを選択するわけですが、多くの通貨ペアに投資するよりある程度絞り込んだほうが良いでしょう。理由は、それぞれの通貨は独特の値動きをするため、その癖をつかんでおいたほうが有利に取引が行えるからです。特に初心者の方は為替取引に慣れるためにも通貨を絞って値動きを追ったほうが良いでしょう。 ちなみに私は、ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ニュージーランドドル/円の4種類の通貨ペアを絞って取引しています。
次に投資するタイミングですが、私はチャートとマーケット情報から総合的に状況を判断し、投資のタイミングを図っています。
為替は、基本的にマーケットの動きを左右する情報の発表時期が予めわかっているため、戦略が立てやすくなっています。その発表時期に備えてチャートとマーケット情報の2つをバランス良く分析し、戦略を立てることで、かなり勝率が上がるでしょう。 これは経験則なので説明が難しいのですが、チャートだけ、もしくはマーケット情報だけを見て投資する方法は為替取引に向いていないように思います。
次に最も重要な利益確定と損切りの仕方についてご説明します。 これは株取引でも同じですが、為替取引を行う上で最も重要なのは判断を誤ったと思った時、速やかにロスカットできるかどうかです。 為替取引は高レバレッジの取引が出来る分、ロスカットの判断を誤ればが大きな損失が出てしまう可能性があります。そうならないためにも読み違えた場合、速やかなロスカットを心がけましょう。
ロスカットの目安は取引に対するリスク許容度や取引通貨によって変わってきますが、利益確定の際に狙う幅の5割〜8割程度がロスカットの一つの目安になると思います。この考え方を徹底できれば為替相場で勝ち残れる確率は飛躍的に上がるでしょう。(例え勝率が5割でも、ロスカットの幅より利益確定の幅の方が大きければ利益を出せます。)
為替取引は株と異なり24時間取引が行われているので、その間ずっと相場に張り付いて観察することは不可能です。 そこで活用したいのが、為替取引特有の高度な注文方法です。第3回「FXの基礎知識」で説明しましたが、IFD注文(※1)やOCO注文(※2)、IFO(※3)注文等の注文方法を活用すると、注文時にロスカットや利益確定する値を決めることができます。 これを活用することで寝ている時や仕事をしている時等に相場が大きく動いても対応することができます。 また、そうすることで利益確定やロスカットのルールを厳格に運用することができ、大きなリスクヘッジにもなるのです。
今、歴史的な低金利が続き、貯金をしてもわずかな利息しか受け取れません。年金も、これからの世代はきちんと受け取れる保障がありません。自分の将来を本気で考えるのであれば、自分の資産は自分で運用し、増やしていかなければならないのです。
資産運用の手段は、株、為替、債権、先物等いろいろありますが、その中でも為替取引は有力な資産運用手段の一つと言えます。 運用が株だけに偏ると株式市場が暴落した際のリスクが大きいので、併せて為替にも投資し、運用資産を分散するというのも選択肢の一つでしょう。為替に少しでも興味がある方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。