投資で資産を運用する方法。しっかり勉強すればリスクは防げる、外貨預金・FX・株式投資とは?

投資で資産運用 外貨預金 FX 株式投資

節約生活のススメ

第10回 投資で資産運用
~「外貨預金」「FX」「株式投資」~

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高い金利が魅力の「外貨投資」

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「外貨投資」とは、外貨で資産を運用し、利益(為替差益、金利差収入)を狙う投資方法です。

手持ちの資金を外貨に換えて銀行に預け入れる「外貨預金」、同じく円を外貨に換えて投資信託で運用していく「外貨MMF」、証券会社などを通じて円貨と外貨の売買取引を行なう「外国為替証拠金取引(FX)」が代表的な外貨投資の手法です。

これらの外貨投資にチャレンジするのであれば、日本円と外貨の為替レートの変動に注意しなければいけません。
外貨を購入したケースを考えると、外貨購入時よりも日本円の価値が低くなっている「円安」の時には、運用した外貨を円に戻すことでより多くの円を買い戻し、為替差益を受けることができますが、外貨購入時よりも日本円の価値が高い「円高」時に外貨を円に戻すと、手持ちの外貨で換金できる円の額が少なくなるため、為替差損が生じます。FXでは外貨を売ることからスタートできますが、その場合は上記のケースと逆になります。

それではそれぞれの外貨投資の方法についてもう少し詳しく解説していきます。

外貨預金

「外貨預金」は、外国の通貨で預け入れる普通預金、定期預金のことです。
現在、日本の銀行の預金金利は、100万円以下の定期預金(1年もの)が約0.35%前後です。対して、米ドル建ての外貨定期預金は0.1~0.3%前後、高金利で注目されるオーストラリアドル建てになると、定期預金金利は2.5~4.0%前後の高水準となっています。
これらの金利格差に着目し、預金による利息収入を目的としたものが外貨預金です。
※金利は2011年4月現在のものです。また、外貨預金取り扱いの各銀行により利率が異なります。

外貨預金のデメリットは、円から外貨(あるいは外貨から円)への換金手数料が高いこと、満期にならないと解約ができないこと、利息と為替差益に20%の税金がかけられることなどです。
また、円建ての定期預金と異なり、外貨定期は預金保険の対象にはなりません。預け入れの際は、その銀行の業績・格付けなどを調べることが重要になります。

外貨預金ができるおすすめ銀行

SBI新生銀行

米ドル定期や、高金利通貨のオーストラリアドル定期を取り扱う。為替手数料の安さは大手銀行の中でトップクラス。

住信SBIネット銀行

キャンペーンを頻繁に実施しており、手数料が安い。また、外貨定期や外貨仕組み預金等を金利設定が魅力的な商品を取り扱っている。

外貨MMF

「外貨MMF」は、外貨で運用する投資信託です。円建てMMFと同様に、投資先は国債や優良企業の社債に限定されており、業績悪化・倒産などのリスクが少ない安定性のある商品です。

外貨MMFの利回りは、米ドル建てで約0.14%、オーストラリアドル建てで約4.1%と、円建てMMFの約0.10%を大きく上回ります。利息には20%の税が課されるものの、為替差益には税がかからないのも外貨MMFの特徴です。
手数料も外貨預金の約半分と安価に設定されていますが、外貨投資のつねで為替レートに影響を受けるため、換金のタイミングには注意が必要です。
外貨から円へと換金する際、購入時よりも円安が進んでいれば為替差益が発生しますが、購入時より円高であれば為替差損が発生して、元本割れを起こす可能性があります。

外貨MMFを購入できるおすすめ証券会社

マネックス証券

米ドル建てのMMFや、オーストラリアドル建てで実質分配率年4%前後のMMFを取り扱う。為替手数料は変動性。

外国為替証拠金取引(FX)

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「外国為替証拠金取引(FX)」は、外国通貨(為替)を売買することによって収益を狙う金融商品です。「レバレッジ」と呼ばれる梃子の原理を利用し、保証金(証拠金)を担保に入れることで、担保金額の1倍~数十倍以上の取引をすることが可能です。
外貨投資の中ではもっとも手数料が安く(外貨預金の約20分の1)、リスク調節(レバレッジの倍率設定など)ができること、また、少額からの取引が可能なこと、外貨を買うことも売ることもでき取引の自由度が高い、等の理由から個人の利用者が急増しています。
FXの注意点は、為替が自分の予想通りに動けば為替差益を得られますが、予想がはずれた場合は為替差損が発生する点です。また、金利の高い外貨を売り、円を買った場合、マイナスの金利(スワップポイント)を負担しなければいけない点にも注意しましょう。

外国為替証拠金取引(FX)におすすめの為替取引業者

外為どっとコム

口座数、資産預かり高、ともに業界トップの外国為替証拠金取引業者。
使いやすい取引画面や、わかりやすい為替レポート、動画コンテンツ、各種セミナー等、初心者に対するサポートが充実。口座開設キャンペーンも魅力。

外為オンライン

取引できる通貨ペアは24種類。取引手数料は無料で、ドル円のスプレッドが1銭、ユーロ円は2銭とスプレッドの狭さにも定評がある。新規口座開設キャンペーンも充実しており、現在5,000円キャッシュバックを実施中。

経済と企業の将来を読む「株式投資」

経済と企業の将来を読む「株式投資」 画像

「株式投資」は、企業が発行する株式を購入し、その価値の変動で収益を狙う投資手法のことです。
株価は、経済の動き、企業の業績・経営状態などと密接に結びついています。
すなわち、不況や経営不振によって、企業の株価が下がれば、その企業の株を持っている株主に損失が発生する一方、業績が好調な企業の株を選んで購入し、予想通りに株価が上がれば、株主は値上がり益を見込むことができます。
また、株を持っていることで、配当金株主優待といった企業側からの特典を受けることもできるリターンの多い投資手法と言えます。

株式投資にあたっては、株のしくみについて知識を持つことはもちろん、株式を購入しようとしている企業の経営方針や世の中の動向を把握することが何よりも重要です。
新聞、テレビのニュース、証券会社の投資情報ツールなどを活用し、様々な情報を収集し、状況に応じた判断をすることでリスクを抑えることができます。

株取引と情報収集に役立てたいおすすめ証券会社

楽天証券

業界トップクラスの安さを誇る手数料体系と楽天の知名度を背景に口座数・シェアを伸ばしている証券会社。最大の魅力は、初心者はもちろん投資上級者からも高い評価を受けているトレーディングツール「マーケットスピード」を利用できる点である。数あるトレーディングツールの中でも充実度はトップクラス。

目的を明確にして上手に資産運用をしよう

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資産運用と一口に言っても、その方法はさまざまです。
「堅実な資産運用」では金利と安全性を吟味して、コツコツと地道に資金を貯めていくことが重要です。一方、投資による資産運用では、社会や経済の動き、企業の動向などを常に気にかけ、タイミングを見極めた上で、リスクを取り債券や株、外貨の取引を行なう必要があります。

資産運用は、最初に「何のための資金(用途)」を、「いつまでに(期限)」「どれだけ運用するか(金額)」を明確にすることがポイントです。
用途・期限・金額が明確になれば、おのずと自分に合った運用方法がわかり、どの商品を選ぶのが良いかも見えてくるでしょう。
自分の目的に合った運用方法を見つけ、大切な資産を賢く増やしていきましょう。

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