マイルを貯めるもう一つの方法は、クレジットカードの活用です。
マイレージカードの中には、クレジットカード会社と提携してクレジットカード機能を持たせたものがあります。
これを使って公共料金やショッピング代金などを支払うと、カード利用額に応じてマイルが加算されていきます。
それでは具体的に、30代半ばの既婚男性/女性で、年に一回、東京から福岡への出張がある場合のマイルを計算してみましょう。
| クレジットカードを活用したマイルの積算例 |
| 家族構成 |
使用カード |
| 夫婦&子供1人 |
ANA(JCB一般)カード |
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| 年1回、東京〜福岡へ出張 |
ボーナスマイル |
搭乗時+10% |
| 一ヶ月の生活費 |
水道代、ガス代、電気代、携帯電話代、食費をクレジットカード払い |
| 水道代 |
5,000円 |
| ガス代 |
5,000円 |
カード利用100円につき1マイル |
| 電気代 |
10,000円 |
福岡出張時
70%(割引)+10% |
932マイル |
| 携帯電話代 |
10,000円 |
| 食費 |
45,000円 |
生活費×12ヶ月 |
9,000マイル |
| 計7,5000円 |
計9,932マイル |
まず、年一回の福岡出張で貯まるマイルは、大人1人分の航空券(割引料金)購入で片道424マイル、往復848マイルです。
さらに、ここで「ANA(JCB一般)カード」を使用した場合、ANA航空券の購入で+10%のボーナスマイルが加算されるため、獲得マイルの合計は932マイルとなります。
次に、夫婦&子供1人分の生活費として、月々の水道代・ガス代が各5,000円、電気代・携帯電話代が各10,000円、食費が45,000円かかると仮定します。
合計75,000円をすべて「ANA(JCB一般)カード」で支払うと、カード利用100円につき1マイルが貯まるので、1ヶ月に貯まるマイルは750マイル。1年間では、×12ヶ月分の9,000マイルになります。
福岡へのフライトマイルと合わせると、3年間に一度も海外旅行へ行かなかった場合でも、約30,000マイル貯められることがわかります。
実際、「陸(おか)マイラー」と呼ばれる人たちは、このような方法でマイルを貯め、往復航空券や電子マネーを手に入れています。陸マイラーの達人になると、飛行機に一度も乗らずに、毎年、ハワイへの往復航空券を手に入れてしまう人も珍しくありません。
このようにクレジットカードを使ったマイルの貯蓄法では、航空券購入や公共料金・ショッピングなどの支払いに使うカードを、一つの航空会社の一つのカードに決め、集中的に利用することで効率良くマイルを貯めていくことができます。
そこで重要になるのが、「どの航空会社の、どのマイレージカードを選ぶか」という点です。
マイレージカードの中でもっとも手軽に作ることができるのは、入会金・年会費無料の「JALマイレージバンクカード」や「ANAマイレージクラブEdyカード」などですが、これらのカードにはクレジット機能が無く、フライトによるボーナスマイルの付与もないため、マイルの貯蓄には向いていません。
前述の「ANA(JCB一般)カード」や、フライト編でも触れた「JALカード(普通)」には2,100円の年会費がかかります。
しかし、試算例のように、年に一回は飛行機を利用し、その他の支払いもカードで済ませるようであれば、これらのマイレージカードでボーナスマイルを獲得でき、また、カード利用額ごとのマイル加算も受けられるため、お得と言えます。
あるいは、ほとんど飛行機を利用しない方の場合は、「ショッピングのみでマイルが貯まるカード」を使う手段もあります。
ポケットカードが発行する「ポーラスターカード」は、フライト利用によるマイル加算はないものの、公共料金・ショッピングなどの支払いで貯めたカードのポイントを、1ポイント=2.5マイルという高いレートでJALのマイルに交換することができます。
「ポーラスターカード(プラス)」は3,150円という年会費で、最高2,000万円の国内・海外旅行障害保険や購入商品安心保険が付帯、ポイント還元とは別にショッピング利用代金から請求時自動的に1%OFFになるなど付帯サービスが充実している点も魅力です。
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ポーラスターカード(プラス) |
| カード |
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特徴 |
ポケットカードが発行するクレジットカード。クレジットカードの利用金額が請求時1%OFFになる特典が最大の魅力。また、請求時1%OFFに加えポイントも1,000円につき2ポイント付与。貯まったポイントは、年会費・交換手数料無料のマイルクラブに入会すると、1ポイント2.5マイル換算でJALのマイルに交換可能 |
| 入会条件 |
18歳以上で自宅に電話がある方で、安定した収入がある方またはその配偶者 *高校生除く |
| 年会費 |

3,150円 |
| ポイントを貯める |
クレジットカード利用1,000円につき2ポイント |
| マイルに交換する |
マイル交換率は1ポイント=2.5マイル
*300ポイント以上からJALマイルへ交換可能。 |
| 付帯サービス |
クレジットカード利用金額から請求時1%OFF
ワーナーマイカルシネマズの一般入場料金が300円OFF
Nマーク加盟店での買い物が5〜20%OFF※全国22,000か所
最高2,000万円の国内・海外旅行障害保険
カードで購入した商品の破損を90日間、年間50万円まで補償する購入安心保険 |
| カード申込 |
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旅行や出張で飛行機を利用する機会が多い方、ショッピングなどのカード利用額が大きい方は、ワンランク上のマイレージカードを検討してみてはいかがでしょう。
一般カードより年会費は高めですが、ボーナスマイルやカード利用時のマイル加算が大きく、よりマイルを貯めやすいシステムになっています。また、旅行保険・傷害保険の手厚さ、空港の専用カウンターでのスムーズなチェックイン、提携ホテルや免税店で割引など、マイル以外の特典が数多く用意されている点も魅力です。
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JAL CLUB-Aカード |
ANAワイドカード |
デルタ/スカイマイル シティ VISAクラシックカード |
カード
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| 入会条件 |
原則18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
原則18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方 |
原則20歳以上で年収200万円以上の方、または高校生を除く18歳以上の学生の方 |
| 年会費 |
10,500円 |
8,662円 |
10,500円
*入会から3ヶ月以内に15万円以上利用すると初年度年会費無料 |
マイルを
貯める |
カード入会=2,000マイル
初めての搭乗=5,000マイル
毎年の初回搭乗=2,000マイル
フライトの区間基本マイル+25%
カード利用200円=1マイル
※JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費2,100円)加入で、100円=1マイル(特約店は2マイル) |
カード入会=2,000マイル
次年度以降継続=2,000マイル
フライトの区間基本マイル+25%
カード利用100円=1マイル
※対象店舗での購入で更に1マイル*、マイル移行手数料年間2,100円
Edy利用200円=1マイル |
カード入会=2,000マイル
初回搭乗=最大5,000マイル
カード利用100円=1マイル
「バイマイル」で不足マイルを購入可能(2500マイル=105ドル)
利用した国内線の半券を送ると、もれなく片道500マイルプレゼント
【期間限定】入会後、2010年7月31日までに100万円以上カードを利用すると、ボーナスマイル10,000マイルをプレゼント |
マイルの
有効期限 |
3年 |
3年 |
実質有効期限なし |
付帯
サービス |
国内旅行、海外旅行共に最高5,000万円の旅行障害保険
海外旅行の際の傷害・疾病の治療費用を150万円まで補償。
JALエグゼクィブカウンターでのチェックイン(国際線)
成田空港第2旅客ターミナルの免税店「JAL-DFS」最大10%OFF |
国内旅行、海外旅行共に最高5,000万円の旅行障害保険
全日空ホテルズ朝食無料(国内・海外)&ウェルカムドリンク(国内)サービス*直接予約のみ
CLUB ANAチェックインカウンターでのチェックイン
ANAグループ空港内免税店10%OFF |
国内旅行、海外旅行共に最高5,000万円の旅行障害保険
シティカードで購入した商品が破損、盗難、火災などの偶然な事故により損害を被った場合に200万円まで補償 |
| カード申込 |
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今回は、マイレージの基礎の基礎であるマイル積算のしくみや航空会社による違い、マイレージカードの種類などをご紹介しました。
次回以降では、マイルを貯めてもらえるさまざまな特典、効率的にマイルを貯めるノウハウを解説します。
マイレージのシステムは、複雑で最初はなかなか理解できませんが、基礎から知識を身につけ、効率良くマイルを貯め、無料往復航空券GETを目指しましょう